レーヴェの記録 |生存152日|記録153ページ|1ページ目から ■1Page|1Day|【アクシデント】 |生存者たちとショッピングモールにバリケードを築き立てこもるが、一人のミスでゾンビたちが侵入! 大混乱の中、命からがら逃げ出した。8のダメージ、食糧:−6 |[備考] |[HP]100|8|0|[FD]100|6|0 |[アイテム1]種別|名前|効果 |[アイテム2]種別|名前|効果 |[HP]92|[FD]94|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  ショッピングモールで買い物中に巻き込まれた。  バリケードその物は手早く作れた筈だが……  それ故の油断か、たった一体の進入を皮切りにはパニック。  バリケードは瓦解、俺自身、脇目もふらず逃げ出すハメに ■2Page|2Day|【同行者】 |廃病院で、看護婦(アイテム扱い。1日に1点ずつHPを回復してくれる。その日の行動結果を計算後に適用)が同行を申し出た。連れて行くかは好きにせよ。食糧:−2 |[備考] |[HP]92|0|1|[FD]94|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]種別|名前|効果 |[HP]93|[FD]92|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  あっという間に地獄と化した街、帰る手段も見当が付かない。  昨日の混乱で腕に負った傷が痛む。  目の前には廃病院……手を着けて良いものか。  扉前で悩んでいると、それが半開きになる。  顔を出したのは看護婦だった。傷を見て、手当を申し出てくれた。 ■3Page|3Day|【戦闘】 |不気味な地響きが・・・信じられないほど巨大なゾンビがビルの間から顔を出した! 12のダメージ! もし食糧10を捨てればそれに興味を示し、その隙に逃げてノーダメージ。 |[備考] 12ダメージを選択。 |[HP]93|12|1|[FD]92|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]種別|名前|効果 |[HP]82|[FD]92|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  片や半袖、片やナース服。  流石に無防備&動きにくかろうと言う事で、  もぬけの殻になったショッピングモールで衣類の調達。  良いのが無いとかサイズが合わないとか……今思えば気が緩んでいた。  目の前の巨大なゾンビの影にも気が付かないほど……。  当然のことながら逃げました。  歩幅は相手が圧倒的だったものだから、俺が殿(しんがり)になって陽動。  多少の擦り傷は、彼女のお陰で何とかなる。  ……と言ったら関節極められました。 ■4Page|4Day|【探索】 |銃でみずからの頭を撃ち抜き、自害した死体を発見。拳銃(【戦闘】で受けるダメージ常に−1。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−2 |[備考] 公式イベント脱出者適応。HP+3 |[HP]82|0|4|[FD]92|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]86|[FD]90|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  二日連続で彼女の世話になるはめになった……  面目ないと項垂れる俺の頭上に、再び影が差す。咄嗟に顔を上げる。  影の主は、ゾンビでなく航空機……! 「乗り遅れてしまいましたね〜……」  いや、そっちじゃないから。ともかく、助かる術はあるということだ。  先日の教訓を胸に、辺りに気を配りながら進む。  看護婦は肝が据わっているのか…… 「あ、誰かいますよー」  拳銃自殺した死体を見てもそう呑気な調子でいられるとは思わなかった。  ……この子がいる限り彼と同じ末路を辿る事は無いだろう。  あ、拳銃は拾ってく。  実家で色々仕込まれたのがここで役に立つ事態になるとは夢にも思わなかったな……。 ■5Page|5Day-1|【戦闘】 |起き抜けにゾンビと遭遇! 4のダメージ! だがまだまだ一日はこれからだ、2回目の行動が可能(名前の後に「2」をつけて診断。同様の効果とは重ならない) |[備考] |[HP]86|4|1|[FD]90|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]83|[FD]90|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000-100|  目が覚めたらゾンビだった。……正しくは、目の前にゾンビだった。  殆ど反射で押しのけ蹴倒すと、腐敗が進んでいたのか壁にぶつかった衝撃でグシャリ。  嫌な予感がして辺りを見回す。 「むにゃ……もう食べれません〜」  ……看護婦は無事だった。  安堵に胸を撫で下ろす。  本当に、本当に良かった……。 ■6Page|5Day-2|【探索】 |ホームセンターを捜索。寝袋(【休息】が出た場合、本来の効果とは別にHPを1点回復する)を得た! 最近は歩ける寝袋というのもあるらしい。食糧:−2 |[備考] 寝袋、フォロワーさんに譲渡。 |[HP]83|0|0|[FD]90|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]83|[FD]88|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000-200|  寝覚めは最悪だが寝直すわけにも行かない。  今日の捜索はホームセンター。  角材なり鋸なり武器出来そうな物と思ったが、見つけたのは寝袋一つ。  今朝の事を思うとコレにくるまって寝る気にはなれない……。  しかし、状態は良いので破棄するのも勿体ない……。  幸い、引き取り手は見つかったので無駄にはならなかったが。 ■7Page|6Day|【休息】 |突然のひどい腹痛! どうやら食糧が腐っていたらしい・・・襲われなかっただけマシか。4のダメージ! 食糧:−4 |[備考] 川の水でHP+2 公式イベントで食糧+4 |[HP]83|4|3|[FD]88|4|4 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]82|[FD]88|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  朝方、猛烈な腹痛に苦しむハメになる……  ここで失態を晒す訳にはいかないので手洗いを……  盛大に吐いた。  手洗いは無事発見、最悪の事態は脱するも、お約束通りの脱水症状。 「酸っぱい匂い、気のせいじゃなかったですね〜」  食糧は悪くなった分を破棄。  昨日の事もあるし休息場所は吟味しなければ……と、辺りを彷徨っていると、  先行していた看護婦が同じ方向に向かう人を見つけた。  聞けば、この先に清流があるとの事。  発見者という釣り人の方に軽く礼をして恩恵にあずかる。  周りには他の生存者達。ようやく人心地ついた気分だ。  見回りから戻る途中、鼻をくすぐる良い匂いがしてきた。  見ると一人の女性がスープの配給をしている。  聞けば、生存者の励ましを受けて生きる気力を取り戻したからせめてとの事。  思えばあの時から胃に固形物を入れて無い事を思い出した。 ■8Page|7Day|【戦闘】 |軍事基地でゾンビの集団と遭遇! 元軍人なのか装備が硬い! 10のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら5のダメージ。いずれにせよ食糧:−2 |[備考] フォロワーの支援を受けてダメージ5(拳銃で4) 公式イベントでHP+3 |[HP]82|4|4|[FD]88|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]82|[FD]86|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00| すっかり寝過ごしてしまった。 例の炊き出しの方を見ると食糧を求める人、手伝う人で賑わっていた。 敢えて手伝いに行く必要は無さそうだ。 それより、今気に掛けるのはこの人だかり。 思い出すのは巻き込まれた初日、ショッピングモールの混乱。 戦い慣れてそうな人もちらほらいるが、数が来たら拳銃一つでは心許ない。 というわけで、見回りを兼ねて、武器と脱出路を期待して、 放棄された軍事基地へ足を踏み入れた。 まさか基地一つ分丸々ゾンビにはなっていないだろうと思って……。 めぼしい成果も無いまま戻ってみる。 炊き出しの賑わいはひとしおで、はたしてこのまま……と、思っていたが体は正直だ。 その一角から一際食欲をそそる匂いに惹かれ……。 もうすぐ終わりそうというので鍋で頂いてしまった。 ■9Page|8Day|【探索】 |飛行場跡で、救難信号弾(使い捨て。これを使用したとツイートし、24時間以内にフォロワーの助けを得られれば最新の診断結果を無効化できる)を発見! 食糧:−2 |[備考] 川でHP+2 信号弾、フォロワーさんに譲渡。 |[HP]82|0|3|[FD]86|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|拳銃|【戦闘】で受けるダメージ常に−1(下限1) |[HP]85|[FD]84|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00| 「また行くんですかー?」 「うん、昨日目星を付けた場所があってね」  ……看護婦に呆れられるのも当たり前か。  とはいえ、見つけた可能性は確かめておきたかった。  昨日騒いだためか、ゾンビの姿はかなりまばら。目的地まですぐついた。 「管制塔、ですか?」 「うん」 ごそごそ……ビンゴ! 「ほえ、なんですか?」 「信号弾、武器にはならないけどね」 自分達が生き延びる為もあるし、 何か脱出の手だてがあった時に知らせる事ができるかもしれないけど…… 「手、塞がっちゃいません?」 「う……」 {}  ポーチには食糧入れてるし、ズボンのポケットには拳銃収まってるし……  彼女に持ってもらう手もあるけど…… (包帯程度しか入っていない)救急箱は緩衝効果を期待できるほど物は無いし、  普通に持たせるのは不安だし……  それでも無いよりはマシと帰路に就くと、最初に見えたのはショットガンの影……  それが知人の女性と気付くには少しかかった。彼女に信号弾を預かってもらう事に。  勿論、撃ち上がった時は必ず駆け付けると約束して。 ■10Page|9Day|【探索】 |謎の軍人が接触してくる。アイテム1つと食糧5を渡せば治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)をくれる。いずれにせよ食糧:−3 |[備考] 川でHP+2 食料庫で食糧+2 拳銃と食糧5で治療薬ゲット。 |[HP]85|0|3|[FD]84|8|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]その他|治療薬|ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て |[HP]88|[FD]78|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  今日もあの軍事基地へ。何かを期待、というよりは……。 「まさかこのタイミングで弾切れとは……」 「むしろ一昨日のでよく切れませんでしたねえ」  ごもっとも。武器か何か調達出来ればと思って。  ただ、一昨日のような事にはなりたくないので警戒するに越した事は……  と、思ってたら看護婦がやってくれた。 「こーんにーちーわー!」 「どわあっ!?」  気の抜けた声に続いて偉く野太い悲鳴が響く。  相手を確認せぬまま市街地へ脱兎。あの炊き出しの所は迂回するように。  看護婦が声を掛けたのは迷彩服にヘルメット姿の……軍人。  ここの生き残りだという彼は、思う所あって様子を見に来たと言う。  こちらは武器が使えなくなった旨を伝える。 「ほう、一小隊押し込んでたんだが、良く生き残ったもんだ」  実際は知人の活躍が大きいけどね。軍人は言葉を続ける。 「銃弾はあるが……こんなのはどうだ?」 {}  彼が取り出したのは薬瓶。 「屍人になりかけならコイツで助かる。おっと、深くは聞くな。お約束だろう?」 「貴方は使わないんですか?」 「この装備だぞ。俺には必要無い」  結局、選択権などほぼ無いまま薬を受け取る事になった。  お礼に、幾らかの食糧を渡して。  拠点近くへ戻ると、一方向に人の流れが出来ていた。  食料庫が見つかったものの、急いで回収しないと崩れてしまいそうだと。  当然、俺達も便乗して見つかったというビルへ向かった。 ■11Page|10Day|【探索】 |廃墟となった駅前アーケード街を探索。とっておきのお菓子(食糧が0以下になった時、食糧を10に変更する。使い捨て)を得た! 食糧:−2 |[備考] お菓子、破棄(=看護婦さんがもぐもぐ) |[HP]88|0|1|[FD]78|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]その他|治療薬|ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て |[HP]89|[FD]76|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0000000--00|  今日は駅ターミナル付近の探索。売店跡からお菓子を発見……  同時に、露骨なまでに獲物を狙う視線と、湿った音が背後から響く。  治療薬はあるが、今は丸腰。ちらりと肩越しに背後を伺う。 「……じゅる」  目を爛々に輝かせた看護婦がいました。 「いや、これ、うん、貴重な食糧だから、ね?」 「はい。ですよね……ですよね……」  とか言いながらじりじり迫る。一体何が君の琴線に触れたんだ何が。  一応なだめる、落ち着く、舌なめずりの音が……キリが無い。 ■12Page|11Day|【探索】 |廃材の山に塞がれた通路の奥に、妙な携帯端末が落ちている。「火炎瓶」か「手榴弾」1つを消費すれば「クリアフラグA」(アイテムではない)を得る。食糧:−4 |[備考] フラグゲットならず。食料庫で+2 |[HP]89|0|1|[FD]76|4|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]その他|治療薬|ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て |[HP]90|[FD]74|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  今日も周辺の探索、目の前には廃材の山。  気が付けば脱出よりも生存に必要な物資を探している気がする。  その隙間の向こう、薄暗い通路の奥で携帯端末が淡い光を放っていた。  通信が出来るものなら外と連絡が取れるかもしれない。  その光同様に淡い期待、遮る廃材。  廃材その物はコンクリとかではないから、発破でもかければ……  と、物騒な方向に思考が傾く。  それより入り込める隙間を探した方が賢明だろう。  もしくは裏から回り込めるかもしれないと……。  悩む俺の後ろ。看護婦は昨日見つけた「存琵の月」を旨そうに頬張っていた。 ■13Page|12Day|【アクシデント】 |次々襲い来るゾンビに、逃げた先々で追われ続ける! 奴ら、共謀でもしているのかと思うほどだ。「現在HPの1割」点のHPを失う(端数切り捨て)。食糧:−2 |[備考] |[HP]90|9|1|[FD]74|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]その他|治療薬|ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て |[HP]82|[FD]72|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  未練がましいと思いつつ、昨日の端末を何とか取れないかと同じ場所に来ていた。  昨日の端末らしき物を確認し、看護婦に見張りを任せ……  菓子はまだ残っていてモグモグしていた。これが不味かった。  同じ場所うろうろしている俺か、菓子を頬張ってる看護婦かは別として。  足音よりも、鼻を突く匂いよりも、看護婦が菓子の箱を閉じる音でその接近が分かった。 「何か一杯きてますよ〜」  振り向けば、まばらながら3、4体は確認出来る。  風の無い場所に匂いが届く距離ではないが。 「……走るぞ」 「はい」  囲まれるような数じゃない。  間をすり抜け、幾らか角を曲がればすぐに撒ける……はずだった。 「ウ〜ァ〜」 「だああああっ!?」角二つ曲がった先で遭遇。  引き返して三つ曲がった先で遭遇、更に二つほど曲がった先で…… (以下五回ほど繰り返す) {}  結局、逃げ切る頃には二人仲良く肩で息をしていた。  この気温だぞ、溶けちまったっていいんじゃないのか? 「アレです、ヌガー的な感じで良い具合に」  何それ怖い。そして結局菓子か。 「所でお腹空きません?」空いたな……。 「箱空けたいので手を放してくれると……」  ……最後の二つは、一緒に食べた。 ■14Page|13Day|【戦闘】 |隠れる場所もない開けた空間で、ゾンビの大群に四方を囲まれた! 絶体絶命! 15のダメージ! フォロワーの助けを受けられるなら12のダメージ。食糧:−1 |[備考] 援護を受けて12ダメージ |[HP]82|12|1|[FD]72|1|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]その他|治療薬|ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て |[HP]71|[FD]71|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  ……果たしてゾンビにどれ程知性が残されているのだろうか。  少なくともアレに、他者と共謀するような知性が残されてるようには見えない。  見えないのだが……。 「囲まれたな」 「囲まれてますねえ」  看護婦を庇いながら逃げ込んだ先がゾンビひしめく大広間って何ですか。  夏だろ。今夏だろ?何体か溶けててもいいよな!? 「でもあの程度の損壊でも痛覚麻痺して平気な顔出来る薬物がネットで話題に……」「止めて!!」  うっかり画像開いてトラウマになったから!!  今正に俺達が仲間入りしそうな状況なの分かってる!? {}  右も左も前も後ろもゾンビだらけ。  不幸中の幸いは広場の出口が視認できる程度の密度という事。  中央突破を覚悟した時だった。 「伏せて!!」  声。看護婦を庇うように伏せた次の瞬間響く銃声。  少しばかり離れたゾンビ、それも複数の上半身が吹っ飛ぶのが見えた。  リズミカルな銃声が止んだ後に、動く死体は無かった。  あの信号弾を渡した知人。 「あ、ありがとう」  彼女といい、看護婦といい、極限状況には女性の方が強いのだろうか……。 「さ、手当しますよ〜」 「それも名誉の負傷って所ね」  傷だらけの腕に少し、慰められる。 ■15Page|14Day|【探索】 |廃材の山に塞がれた通路の奥に、妙な携帯端末が落ちている。「火炎瓶」か「手榴弾」1つを消費すれば「クリアフラグA」(アイテムではない)を得る。食糧:−4  |[備考] 治療薬5点で売却。 フォロワーさんからライフル受け取る。 |[HP]71|0|1|[FD]71|4|5 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|ライフル|戦闘ダメージ−2 |[HP]72|[FD]72|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  このパニックに巻き込まれてから二週間。  気が付けば、俺達はまたいつか来た場所へと戻っていた。 「良い具合に崩れたりはしていませんねぇ〜」  悪い具合に崩れてないだけマシかもしれないけどね。  気に掛かる端末のあったあの場所だ。我ながら未練がましい。  治療薬の瓶を見ながら考える。  コイツと何か、発破となる物を交換できないかと。  しかし、何時噛まれないとも限らない。  俺はともかく、後ろの看護婦とか、見知った誰かとか。  だが、薬を打つ間も無くゾンビになったと言う噂もある。  この街にいる限り危険に変わりないのか。それに、昨日から何か騒がしい。  そんな都合良く発破……強力な武器を譲ってくれる人が現れるだろうか。 {}  物々交換が活発と言う広場で薬と発破の交渉の声を上げたすぐ後だった。 「あの、あの人」  看護婦に促され見た先にふらつく人影。  明らかに尋常でない顔色の人がいた。 「……それ、必要なんじゃないでしょうか」  その人を真っ直ぐ見る看護婦に、いつもの呑気さは無い。  先ほど挙げた交渉を取り下げ(幸い?名乗り出る人も居なかった)  その人の所へ走る。  聞けばゾンビに噛まれてかれこれ10日、息も絶え絶えで声も途切れがち……  食糧かUSBメモリなら出せる、との事。  件の端末が気になるが、後ろの甘党の事を考え食糧を取った。  薬を服用すると、見る間にその人の顔色が良くなっていく。  その後、互いの幸運を祈って別れたのだけれど……。 「良かったんですかぁ?」  看護婦が下から覗き込んで来た。  そりゃ、今後の不安が無いわけじゃないけど……。  でも、あそこで見て見ぬフリしたら寝覚め悪くなるだろ? ■16Page|15Day|【アクシデント】 |川を渡る途中、持ち物が流されてしまう。アイテムひとつを失う(持っていれば)。持っていなければあなたが流され、8のダメージ! いずれにせよ食糧:−2 |[備考] ライフル喪失。日本刀を貰う。 |[HP]72|0|1|[FD]72|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|日本刀|戦闘ダメージ−2 |[HP]73|[FD]70|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  ……川の向こうへ足を伸ばそうとして、鉄砲水。  もらったライフルを川に流される……看護婦が流されるのだけは全力で死守したものの……。  直後に譲ってくれた当人と遭遇。今度は日本刀を担いでいた。  次、次は無いよな?頂き物を不慮の事故で損失したのは実は二度目……orz ■17Page|16Day|【戦闘】 |エレベーターが開くと、中にはぎっしりゾンビが詰まっていた! 戦うしかない! 11のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら8のダメージ。食糧:−2 |[備考] フォロワーの援護で8ダメ。日本刀で-2 |[HP]73|6|1|[FD]70|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]武器|日本刀|戦闘ダメージ−2 |[HP]68|[FD]68|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  鉄砲水に遭った翌日、俺は知人も伴ってかつてデパートだった場所に来ていた。  着の身着のまま逃げて来たけど、流石に着替えが必要だろうと。  ……そう思い、ゾンビのいる橋を迂回しようとしてライフルを流されたわけだが。  今日は普通に橋を渡れた。そして刀も無事。  同じ事を考える人間はいたようで、めぼしい物は粗方持ち出された後だった。  薄手のコートと日替わりで何とかなる程度の着替えは確保出来た。  季節柄薄着でいたいが、傷口から感染なんて目も当てられないし。  そろそろ戻ろうかと言う時だ。 「あの、エレベーター動いてません?」  エレベーター?この状況で乗るには危険すぎる。  知人と目配せをする。退路を確認しつつ得物を構える。  ご丁寧にこの階につき……腐肉の群があふれ出した。ってか、多っ!!  どんだけ詰まってたのよ!?とはいえ俺は刀、知人はショットガン。  ……割と気持ちよく暴れた気はする。 ■18Page|17Day|【戦闘】 |「俺にも武器をくれよ」と付きまとう青年。だがいざ戦いになると逃げ出して即食われた! 7のダメージ! 拳銃、ライフル、バット、日本刀ひとつを失う(持っていれば) |[備考] 日本刀で-2。その後喪失 |[HP]68|5|1|[FD]68|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]|| |[HP]64|[FD]68|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  何というか、自分はとことん武器に恵まれていないのでは、と思う…… 「なぁなぁ、俺にも武器くれよぉ〜?」  いや、持ってないから。無いからな?そう何度も言ってるんだが 「またまた〜」  とか言って離れやしない。なあ、武器持ってるのは俺よりむしろあの人だから。  俺、そんなに武器持ってるように見えるのか? 「まあ、コートの中に拳銃の一つあってもおかしくないですよねー?」 「だよな、だよな!?」  ちょ、まっ、デパートにこの色しか残って無かったんだからな!  他の在庫、この時期に着たら即死物の厚手ばっかだったんだからな!? {}  不謹慎だとは思う。  ゾンビの群に鉢合わせた時、言い訳の算段が付くと思ったんだ。  ソイツが、腰に提げてた刀スリ取って逃げ出さなければ。  悲鳴上げてるクセにスリ取るとかどんだけ器用なんだお前!!  何はともあれ頂き物をこれ以上無くすわけにはいかず追いかける。  その先に、いつか見た巨大ゾンビがいた。  口に、必死に藻掻くあの男を咥えた。  すっぽ抜けた刀がマンホールに落ちてぽちゃんと水音が響いた。  ソイツが「獲物」を飲み込むのを見て……当然逃げた。  俺はヒーローなんかじゃない。  安全な場所まで逃げて、一息ついて、知人に「歪み無いな」と呆れられ、休めそうな寝床を確保する。  ……さっきまで生きていた人間が食われたという事実に気が付いたのは、その後だった。 ■19Page|18Day|【アクシデント】 |突然の高熱。病気にかかってしまったらしい・・・こんな環境なら無理もない。7のダメージ、今日と明日はHPを回復できない。 食糧:−3 |[備考] 病2:回復不可。 |[HP]64|7|0|[FD]68|3|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]|| |[HP]57|[FD]65|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  ……熱い。だるい。体が火照る……  看護婦に申告する間もなく「夕べ、ちゃんと寝ました?」と釘を刺された。  体を起こす。ダメだ、今ゾンビとか遭遇したら死ぬ……  いや、むしろ「タダの風邪ですからね?」なあ、読心術とか習得してないか君?  前にもあったぞそんなの。……分かってはいる。分かってはいるんだ。  肌はいつも通り白い。  ゾンビに噛まれた覚えはない(引っかかれた事はあるけど)怯え過ぎか……。  窓から外をうかがっていた看護婦が、一瞬身を竦ませるのが分かる程度には元気。 「大丈夫、通り過ぎて行きました」  ……このまま衰弱死とか病死とかだけは勘弁願いた……。 (うぃーん、がっしょん、がっしょん)  ……何だ? 「何、でしょう……バッティングマシーン?」  何それ……? 「あ、救急箱落として行きました!」え、おい、待っ……。 (※結局他のフォロワーに譲渡しました) ■20Page|19Day|【探索】 |戦車の残骸を発見。こんな兵器まで持ち出してもどうにもできなかったのだろうか・・・。手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)を得た! 食糧:−3 |[備考] 病1:回復不可。 |[HP]57|0|0|[FD]65|3|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]57|[FD]62|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  熱に浮かされる事丸一日……目をさました俺の目の前に、戦車がありました。  って……戦車!?何で!?何かハッチの所に看護婦いるし!? 「あ、起きました〜?」何があったのかと聞けば、夕べの寝床で雨漏りが発覚。  俺を担いで隣の建物まで移動したとの事。 「この中なら安全かな〜って思ったんですけど、狭すぎですよねー」  そりゃあそうだろう。 「代わりにこんなの見つけましたよ」  そう言って、振っているのはパイナッ……もとい手榴弾 「投げるな! 絶対投げるな!!」 「分かってますよー?」  ……不安だ。熱は引いたようだが。 ■21Page|20Day|【戦闘】 |なんと知性を残したゾンビに遭遇! 元軍人だという彼は、この街のどこかに隠された脱出手段があると話し・・・そして理性を失い襲ってきた! 6のダメージ! 食糧:−2 |[備考] 川と食料庫に便乗してHPと食糧+2 |[HP]57|6|3|[FD]62|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]54|[FD]62|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  体調は回復、まだふわふわとしてる気がしなくもないが探索を再開する。  途中、奇妙な男を見つけた。  何でもこの街に病院を創りたいとの事で治療薬や医療器具、  スタッフになりうる人材を声高に求めていた。ちらと看護婦に目をやる。 「ここに患者さんいますしねえ」  ……え?  離れる気は無い、か。  出来る事もあるだろうと探索に出ると、銃を握って蹲ってるゾンビがいた。  正しくはゾンビになりかけ、か。  本当にギリギリの人を一度見ていなかったら、そのまま逃げ出していたかもしれない。  武器があったら……まぁ、それこそ? {}  治療薬は無い。  それでも駆け寄ったのは、さっきの男の所に治療薬がある事を期待して、だった。  軍人らしい男は、この街を出る手段があると、譫言のように繰り返す。  それならヘリも見た事があると言ったら「そうか」と苦笑いで返して来たから、  一緒に行こうと手を伸ばす。  相手も俺の腕を握り返して……腕?  ちょ、腕っ、腕痛いんですけ……って、目の焦点が合ってない!!  目の前でゾンビ化したーっ!!  今正に腕に食らいつこうとする(元)軍人を蹴倒し踏み砕き引導を渡す。  コートには歯形と擦れた痕……半袖だったアウトだったかもしれない。 ■22Page|21Day|【探索】 |廃屋でやつれた男に銃を突きつけられる。「お前も俺の食糧を狙っているのか?」もし襲って奪うことにするなら、6のダメージを受け、食糧6を得る。いずれにせよ食糧:−2 |[備考] 川と食料庫に便乗してHPと食糧+2 奪わない。 |[HP]54|0|3|[FD]62|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]57|[FD]62|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  今日はかつて住宅街だった場所の探索。  着の身着のままで出て行ったかもしれない人達の…… 「要するに家捜しですよね」  ……うん。でも、背に腹は代えられない。  手榴弾はあるけど武器、或いは……  あの病院に提供できそうな医薬品の類とか、食糧とか……。  めぼしい発見も無く三件目。 「おじゃましまー……」 「お前も俺の食糧狙って来たのか!?」 「う、うわっ」  リュック一杯の荷物を抱えた男に銃を突き付けられた。  即座にホールドアップ。出来るだけ看護師を前に出さないよう、位置取りに気をつけて。  ……暫く睨み合いの末、お互い距離を取る形で事無きを得た。 「家に籠もってる人いたんですねー」  それもあるけど……余裕のある人間ばかりでは無いんだなと思う。  ひょっとしたら生存者同士で争う事もあるかもしれない。  当たり前の事を再確認するばかりだった。 ■23Page|22Day|【探索】 |無数のカラスが舞う沼地で、銃を握った死体を発見。ライフル(【戦闘】で受けるダメージ常に−2。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−3 |[備考] 川と食料庫に便乗してHPと食糧+2 ライフル取得せず。 |[HP]57|0|3|[FD]62|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]60|[FD]64|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  その辺りを探索していると、何やら羽音と、看護婦の笑い声が。  正直、期待はしていないが行ってみると、看護婦が戯れていた。カラスと。  コレが鳩なら……いやいや。看護婦の足下にはライフルを抱えた死体。  カラスがびっしり集っているお陰でモザイク不要か……。  俺が近寄っても逃げない。それどころかびっしり集まる。  配慮か、それとも食事を取られると思ったのか。  生きる為に団結か……昨日人間に銃を向けられた身には複雑だ。  ライフルを拾い上げると、カラス達は一羽を除いて一斉に死体に群がり出した。  この状況で、臭いとかどうとか言うのは愚問だろう。綺麗に骨になってしまった。  すると、未だ看護婦の肩に泊まっていた一羽がカァと一声。  群が飛び去る先に、鳩舎の付いた家があった。  看護婦の肩に乗っていた一羽が、地面に降りて、俺達の方を向いて「カァ」  寝床を決めるにはまだ早いけどな。  ライフルは……ここ数日を思い出し、その場に置いてった。  その後、崩落しそうな食料庫発見に便乗する。振り向くとカラスが一羽。  ただじっと、行き交う見ていた。彼等の狙いが分かったのは数時間後。  ――食料庫が崩れた後だった。 ■24Page|23Day|【アクシデント】 |親切そうな集団と遭遇。だが、起きると食糧の大半を持ち逃げされていた! 食糧が半分(端数切り捨て)になる。ただし、食糧50以下の場合は代わりに食糧:−7 |[備考] 食料庫に便乗して食糧+2 |[HP]60|0|1|[FD]64|32|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]61|[FD]34|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00| 「これなら、カラスさん達の寝床でも良かったかもしれませんねえ」 「……そうかもな」  朝、俺達は軽くなった袋を手に呆けていた。  夕べの寝床は、多くの人が肩を寄せ合う掘っ立て小屋になった。  俺達を見かけた彼等が、多い方が安心だ、と。  人間同士だから安心と限らないとは判っていたんだけどな。  物音に気付いて身を起こした時には遅かった。  最初から、全てを持ち去る気で無かっただけ良かったとしよう。  そうなったら、手榴弾を投げようとする看護婦を果たして止めただろうか。  幸い、知り合いの少年が食料庫を見つけたと教えてくれたのだが……。  その子は腕に血を滲ませた包帯をしているし、頼もしいショットガンの知人はその……  肌の色が真っ青に……ゾンビに噛まれたと言うが、いや、うん。  食糧どころじゃなかった。 {}  前に会ったギリギリの人もここまで酷くなかった。  それで自我があるから、多分大丈夫だろうと……。  聞けば熱で倒れた時にニアミスし、看護婦はもうダメと思ったとか。  食糧が少しでも増えた為か、自分はまだマシと思ったせいか、少し、気が楽になった。  酷い話だよな。  少し気楽になった頭で考える。  彼等、少なく見積もっても十人は優に超えていた。小さい子供もいた。  少なくない量では無かったが、果たして彼等を賄いきれる量だっただろうか。  崩れかけの食料庫を前に、何とも複雑な気分だった。  昨日のカラスは、今日も律儀に崩落を待っている。 ■25Page|24Day|【探索】 |まだ動かせるバイク(このアイテムを持っている間、1日に2回行動可能。無理にしなくてもよい。2回目は名前の後に「2」をつけて診断せよ)を発見! 食糧:−2 |[備考] 公式イベントでHP-3 |[HP]61|3|1|[FD]34|2|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]59|[FD]32|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  今、俺はバイクで街を駆け抜けている。後ろに看護婦を乗せて。  唐突だが、俺の実家はいわゆる「名士」だ。  遡れば騎士の家系だなんだと言う事で、一通りの武術、武器、運転とか、  家を出る前に仕込めるだけ仕込まれた。  お陰でどれも中途半端な気がしなくもないが。  このバイクは今朝拾った。上手くすればと思い現在試運転中…… 「ぱらりらぱらりら〜♪」  看護婦は相変わらずだ。 「もうちょっと飛ばしてもいいんじゃないですか?」  勘弁してくれ。免許取って以来だぞ。  しかもノーヘルで飛ばせ……いや、砂煙とかは意図的に上げてる。 {}  以前に物資を募っていた病院。  今度は物資目当ての暴徒に狙われていると言うので威嚇も兼ねてた。  向こうで悲鳴が聞こえたので駆け付けてみると……  半ゾンビ化した知人が暴徒追い払ってた……その、ゾンビの振りをして。 「でもショットガン持ってますよね」  だよなー……。  で、バイクはその知人に譲った。  流石にノーヘルの二人乗りはきつい……  休憩していると、また人の、治療薬を求める声が響いてきた。 「みんな病院に持ってっちゃうんですね」  そうだな……でも、たった今必要としている人もいる。  俺のしている事は、果たして正しいのだろうか……。 ■26Page|25Day|【休息】 |しつこいゾンビたちを振り切り、疲労困憊でホテルの一室に逃げ込む。今日は食べないともちそうにない。疲労により1のダメージ、食糧:−5 |[備考] 公式イベントで食糧-3 |[HP]59|1|1|[FD]32|8|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]59|[FD]24|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  病院付近、朝からゾンビに追われて逃走中。  俺がその声を聞いたのは偶然だった。  病院へ、寄付した人々の善意を無駄にするなと、拡声器で……拡声器……。  夕べ、ちらりと過ぎった疑問が蘇る。やりたい事はある。手段があそこにある。  後先考えず走った。  走り走った先に、いた。  挨拶もそこそこに拡声器を借りたいと言ったら快く返事をしてくれた。  息を整えろ、滑舌は大丈夫か。叫んだ。 「病院に物資を送ろうとしてる方、その前に、  周りに”それ”を必要としている人がいないか見て下さい!  手の届く所までで構いません!!  ここに集まってるモノを、上辺だけにしないためにも!!」  せめて、せめて手の届く所に必要としている人はいないか、個人の基準でいい。  必要としている人はいないか。 {}  その後、ホテル跡の一室でぶっ倒れた。 「はーい食べましょうねー」  いや、貴重な…… 「体張れなくなったら死んじゃいますよ?」  いやしかし 「私は手当のレクチャーぐらいはできますし、病院に転がり込んでもいいですしぃ?」  ……これ以上渋る余力は、確かに無かった。  状況がどう転ぶかは判らない。院長の言葉を真実と裏付ける物もない。  ただ「捨ててしまうよりは」マシな選択肢を選んでくれればと思う。  今までなら捨てていた分、それだけでいいんだ。  問題は「気楽に処理出来る」ようなった事なのかな……?  ……俺は、薬よりも飯が欲しい…… 「食べます?」  いや、流石にもうだめだろ。 ■27Page|26Day|【アクシデント】 |雨の中をゾンビから逃げ回った後、どうも体調が悪い・・・風邪のようだ。5のダメージ、今日と明日はHPを回復できない。 食糧:−2 |[備考] 食糧便乗+2、フォロワーさんから+3 病2:HP回復不可 |[HP]59|0|0|[FD]24|2|5 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]59|[FD]27|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00| ――看護婦Side―― 「こんなもんですかねー」  病院再建予定地に向かう上で、通るだろう場所にぺたぺた張り紙を貼る看護婦。  紙の調達先は印刷所。  コピー機に挟まっていた原稿を読みあさりもしたがまあそれは置いておく。  何はともあれ、彼女もまた、同行している青年の為に何かしたくなったのだ。  帰りがけ商店街で信号弾が登ったのが見えたので様子を伺う。  ゾンビに襲われる人がいたのでマネキンで撲殺。  ついでに、ビラを入れていた袋に下着類を何点か失敬する。  帰りがけ、病院への物資提供を控える演説を聴く。趣旨はこちらの主張とほぼ同じだ。 {}  で……その彼女と同行しているなのだが。 「ただいま戻りましたー……」 「どうだった?」 「何か荒れてきましたねー傭兵さん、とか? 戦争とか勘弁してほしいですねー」  夕べの雨に降られて、風邪を引いていた。  彼には周囲の見張りと言ってあった。こういう事はこっそりする物だ。  数日前まで、交換広場では治療薬は過剰なほどあったように思える。  占有という事実による錯覚か、発見者が市場に出す手間を惜しんでかは判らない。 「今治療薬拾ったら、食べ物沢山貰えますかね?」  ……青年が眉眉をひそめるまでに、少々の間があったとか無かったとか。 ■28Page|27Day|【アクシデント】 |食糧をねぐらに置いたままゾンビから逃げ回るはめに。早く戻らなければ! 今が24〜11時なら回収に成功、それ以外なら食糧−7。いずれにせよ4のダメージ! |[備考] 食糧奪還成功。 病1:HP回復不可 |[HP]59|4|0|[FD]27|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]55|[FD]27|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0100000--00|  朝、軽い見回りの帰り道でゾンビの群に遭遇して追い回された。  食糧……部屋に置いたまま。この食糧難の時に……。   しかもどこからかわらわらと寄りつかれて元の場所すら見失い兼ねない規模。  迷い込んだ基地らしき場所が以前立ち寄った場所かどうかさえ判らない程に。  丁度そこもゾンビの群。  万事休すかと思ったその時、群の中心にいたのはバイクを譲ったショットガンの知人!「こっちへ!!」 「助かる!!」  ちなみに、知人はバイクにまたがったまま。  移動速度も、それに伴う音量も俺達とは段違い……確かに突破口は開いたものの……。 {}  俺達を追い回していたゾンビが知人に標的を変えたお陰で、食糧の奪還はなった。  ……後で謝ろう。死にはしないだろう、むしろ死ぬと思えない。  病院へ戻ると、院長(予定)曰く暴徒の襲撃がいよいよ本格化してきたらしい。  いや、その前に何であなたが外周りしてるんですか!?  正直な所、薬ぐらいなら幾らかくれてもいい。  人的被害さえ出なければ。  とはいえ、袋叩きやらトラップやら、割とこっちも過激だなあ……。  集まった看護婦や研究者もこの地獄を生き延びてただけあって中々強…… 「ぴんぽんぱんぽーん」  うちの看護婦は何をしてますか……。 ■29Page|28Day|【脱出路】 |偽装されたヘリポート発見、だがフェンスが開かない! クリアフラグAとBが揃っているなら、君はここから脱出できクリアだ! なければ揃えた時点で脱出(再び来る必要はない) |[備考] 公式イベントでHP-3 看護婦と川で相殺。 |[HP]55|3|3|[FD]27|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]55|[FD]27|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0111000--00|  人気もなければゾンビもいない。 「それ」は、そんな所に巧妙に隠されていた。  フェンスの電子ロックが生きてるから入る事は叶わなかったけど、茂みの向こう。  恐らく上空からならハッキリとヘリポートが見えるのだろう。  そして、見晴らしの良いそこからは、別の物も見えた。  食糧を貨幣とした取引の円滑化を目的に作られた街がある。 「ソレ」その方角から見えた。 「あれ、クマさんですよね」 「クマさんだな……」  目測10mぐらい有りそうだが。鉢合わせない事を祈ろう。祈ろう……祈……。  万一の時は……俺が体張るしかないよな。  ※豆知識 【公式】ゾンビリバイバルにて、ダメージ25忠犬以外軽減不可 何ともおっそろしいヒグマ様が採用されたっていうね。 (もう一方は釣りに生き、死して尚釣りに生き、魚分けて下さるw) {}  一抹の不安と希望を持ち帰って病院へ向かう。  そこで俺は、襲撃者側に死者が出た事を知った。 「くそっ……!」  ゾンビ化や負傷じゃない。抗争でだ。  あの化け物クマといい、人間同士で派閥争いなんて御免だ!  院長(予定)を探して走る。せめて、せめて治療薬の供出だけでも!  暫く走り回り、ようやく見かけたと言う場所へ向かうと…… 「ホアチャーッ!!」  院長(予定)が暴徒相手にしてた……えー、あーうん、院長ちょっとこっち来い。  いっそ警備の立場悪用して向こうに薬類融通してやろうか…… ■30Page|29Day|【戦闘】 |ゾンビに足をつかまれバランスを崩し、ビルから落ちかけながらの戦闘! 7のダメージ!(この戦闘ではバット・日本刀以外のアイテムの効果を受けられない) |[備考] 川でHP+2 |[HP]55|7|3|[FD]27|0|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]51|[FD]27|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0111000--00|  うう、失敗した……。  高い所からなら色々見渡せるじゃないかと思ったら、  窓の下からゾンビが手を伸ばして来るなんて……。  噂のクマも他のヘリポートも見つけられなかったし。  とはいえ、代わりと言っては何だが、ちょっと現実離れした光景を見つける事が出来た。  また安全な清流が発見出来た、までは良かったんだが……  その発見者らしいクマのぬいぐるみが、水泳大会とか開いてた……  暑さに耐えかねてって。  いや、薄手とはいえコート羽織ってる俺が言えた義理じゃないが……  うん、取りあえず恩恵には与らせて貰った。  気付けばかき氷まで売り出されていたが、それとは別に情報も入った。  延々釣りを続ける奇妙なゾンビもそうだけど、気に掛かっていたあのクマの事……・。  何でも、やり過ごすには犬をけしかけるといい、とか…… 「好物なんですかねー?」  何ソレ犬かわいそう。  病院については、昨日第三勢力が出たと聞いたのが気になってたけど、  今朝聞いてみたら祭りだ何だと脱線著しいらしい。  人類まだまだ平和だったようで何より。 ■31Page|30Day|【戦闘】 |駅の構内を逃走中、倒れていた死体が君の足を掴んだ! ゾンビだ、しかも集団に追いつかれる! 9のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら5のダメージ。食糧:−2 |[備考] 援護を得てダメ5 川と看護婦でHP+3 食料庫便乗 |[HP]51|5|3|[FD]27|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]49|[FD]29|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] |0111000--00|  昨日から少し足が痛い。  我慢できると思ってたが駅構内を走ってゾンビに足を掴まれてから更に悪化。  見てみたら、昨日か今日か青痣が出来てしまっていた。  こういう時は看護婦がいて良かったと思う。  清流の報告があったのでそこまで行って手当して貰った。  今日の警備は見送った。  連日の暑さのせいか昨日の長閑な景色のせいか……  今日になって今までの疲れがどっと出てとても協力出来る状態じゃなかった。  看護婦の方も放送のネタが尽きて来たらしい。病院、開院はまだ先なんだろうか……。 『ぴんぽんぱんぽーん。  私暑くて溶けてます。ゾンビは溶けません、不公平です。  「治療薬」「救急箱」最近流通が増えて来てますがなら良いかとか無精せず、  必要としている方がいないか、ご確認くださーい。  ぴーんぽーんぱーんぽーん』  ……そうでも無かった。 ■32Page|31Day|【アクシデント】 |レストランの厨房を探索。冷蔵室を開けると・・・今が午前4時〜16時なら食糧+4。それ以外なら、いい感じに冷えたゾンビが出現! 8のダメージ! |[備考] 食糧獲得。川と食料庫便乗。 |[HP]49|0|3|[FD]29|0|6 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]52|[FD]35|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  蒸し暑さで眠れず、疲労で起きれない夜。にわかに外が騒がしかった。  その日は結局寝てしまい、院長に事の次第を聞いたのは翌朝だだった。 「ああ、夕べかい? 私からいよいよアレが……って、何でみんな頭を見るかなぁ?」  いや、取れそうなもんつったら……。  改めて聞けば、いよいよ開院出来るとの事。  コレまでの皆の協力が報われた、と言うわけだ。  とはいえ、今後も暴徒は来るだろうし警備も募るとの事。  物資の募集は今日いっぱい。 「放送のネタが切れる前で良かったですねぇ」  ……この人はいつもの調子だった。  じゃあ……と、思ったら院長と看護婦が顔を見合わせ……。 「悪化しますよね?」 「恩人といえども優先治療は1回ね」 「「ねー?」」  何か……すげー悔しい。何で? つか何でそんなに仲いいの? アレか、放送場所借りに行った縁とかそんなか?  結局今日は無理しない程度に探索へ。 {}  なんだかんだで良い事は続く。  レストラン地下で、電源の生きている冷蔵庫から数日分の食糧を見つける事が出来た。  と、看護婦が……。 「お隣こんなの入ってましたよー?」 「……閉めときなさい」  ……氷ゾンビのうちに砕いておけば良かったと気付くのはねぐらに帰ってからだった。 ■33Page|32Day|【探索】 |カラオケボックスを捜索。ある部屋のドアをゆっくりと開けると・・・ソファーにじっと座りTV画面を見ているゾンビ。君は再び静かにドアを閉じた。食糧:−3 |[備考] 川と食料庫便乗。 |[HP]52|0|3|[FD]35|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]55|[FD]34|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00| 「涼し〜……」 「涼しいですね〜……」  空調の効いた室内。状況が状況だけに冷房全快とはいかないが。  それでも、久々に受ける文明の恩恵を俺達はひたすらに貪っていた。 「な〜……俺の言う通りだったろ〜?」 「凄いです〜流石です〜無茶するばかりじゃ無かったです〜」  ……オイコラ。  昨日のレストランの話を知人にした時言われた。  よくこの状況で生きてる電源があったと。  それで、探索前に適当な建物から街を見下ろしてみた……ビンゴ。 「太陽パネルが結構あるんですね〜」 「エコな街だったんだろうな〜」  それとも、陸の孤島になる可能性を見越してか。  さて、何時までも冷房を貪ってるわけにも行かないので何か…… 「お隣に先客さんがいたみたいですよ」 「はい?」 {}  と、看護婦に促されるままその部屋を見てみると……  ゾンビがソファーに腰掛け、延々とカラオケの画面を眺めていた。  ……うん、そっとしておこう。  何か思う所あってあそこにいるのか、あそこにいたままゾンビになってしまったのか。  この地獄に巻き込まれて一月目は、この上なく平和な日だったと思う。  明日どうなるかなど誰にも判らない。 ■34Page|33Day|【戦闘】 |食糧目当てに君を脅してくる暴徒の群れと遭遇! 食糧10を渡せば戦闘を回避できる。足りないか渡さないなら戦いは避けられない、8のダメージ! |[備考] 川と食料庫便乗。 |[HP]55|8|3|[FD]34|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]50|[FD]36|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  世の中一寸先は闇。今日の俺達を出迎えたのは 「へっへへ……なぁ、兄ちゃん結構持ってんなぁ」  実に分かりやすい暴徒の群だった。  うーん、その辺のチンピラ上がりっぽい。  ご立派なナイフをこれ見よがしにちらつかせて丸腰相手に強気になってるクチか。  ぶちのめそうとは思わなかった。 「なあ、お姉ちゃんも俺らと一緒に行こうぜー?」  ソイツがナイフを、看護婦のブラウスのボタンに向けなければ。  全員素人以下だ。手首掴まれた程度で落とすんじゃ……  いや、掴まれた時点で、か? 「よぉ、レクチャーはいるか?」 {}  ナイフに気を取られた一人をハイキックで鎮め、  殴りかかってきたもう一人は逆手に構えた腕をたたむと、  向いた刃先にやっぱり怯む。話にならん。  残りが数に物を言わせてきたからナイフの峰で一人の関節を固め、  体制崩した後残る連中に向けてフルスイングしてやった。  コレ一本で用途は色々ある。じゃあ行こうかと思ったら、看護婦が青い顔してた。 「……怖かったです」  あ?あれ?俺が?……結局、コイツら全員手当する事になった。  ほ、ほら、ゾンビ相手にはリーチも足りないし威嚇も意味がないけど、  包帯切る時とか便利なんだよコレ! ■35Page|34Day|【戦闘】 |行き倒れた少女を発見。だが、それはゾンビだった! 油断し、5のダメージ!(この戦闘はアイテムの効果を受けられない) 食糧:−1 |[備考] 川と食料庫便乗。 |[HP]50|5|3|[FD]36|1|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]48|[FD]37|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00| 「油断したなー……」 「油断しちゃいましたねー……」  薄暗い路地裏、手頃な瓦礫に腰掛ける俺達。  目の前に転がっているのは、頭の砕けた……少女の死体。やったのは俺。  行き倒れと思ったその子へ手を伸ばしたら案の定だったから……。  ナイフのグリップで、思いっきり殴った。  この季節だ。あっさり砕けて、動かせる状態じゃなくなった。 「なんつーか、院長が最初に言ってた事が解るな」 「子供が死ぬのは……ですね」  と、こんなセンチな気分になってる時に、ズカズカ踏み込んで来たのは昨日のチンピラ。  昨日と違うのは一人がライフル持ちな事。 「昨日はコケにしてくれたじゃねえか」  必勝の笑みを浮かべて寄ってくる連中。他にも色々言っていたが割愛する。  ライフル持って距離詰めて来るとか馬鹿か?馬鹿だろ?  心得ある奴ならともかく昨日のでそれも無いって判ってるわけでして。  結果は言わずもがな。{}  適当に締め上げた所で、控えめな拍手が響いて来た。  出てきたのは……鬣のような金髪に迷彩服の女。  心得の有無以前に、嫌な汗が背中を伝う。  その女は、あの病院を「偽善と欺瞞の城」と呼んだ。  このライフルは本来、襲撃用の物資だったという。  こちらにも誘いは来たが「信用できないならそれまでだがね」そう聞くまで断れなかった。 「ビジネスと言うなら、あっちにコストを払い済みでね」 「そうか、残念だ」  そう言うと、女はあっさり去っていく。  周りに張ってた幾らかの気配と、俺が投げて寄越したライフルも一緒に。 「あ、アンタは……」 「や、タダの護身術のインストラクターだよ」  問題児ばっか押しつけられるなー。 「所でお前ら、アチラさんの用件は済ませたのかい?」  連中揃って首を振りやがった。命拾いしたな。  さて、きな臭い事になってきたがコイツらとか身の振り方とかどうしようか。 ■36Page|35Day|【探索】 |民家を捜索。何があったのか、苦悶の顔で絶命している男の死体を見つけた。後生大事に抱えていた缶詰を、黙祷しつつ頂いた。食糧:+3 |[備考] 川と食料庫便乗。 |[HP]48|0|3|[FD]37|0|5 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]51|[FD]42|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  探索に出た民家の一つに、奇妙な先客が二人。  一人は苦悶の表情で、缶詰を抱えて死んでいる男。もう一人は…… 「うぃーん?」  ライフル背負った、漫画に出てきそうな四角いロボだった。  いや、よく見ると生身の部分が幾らかあるんだが何なんだろう……。 「あ、缶切り持ってません?」  声は普通だった……ナイフで代用して、傍らの遺体に黙祷してから中身を頂く。  ロボと思った人は段ボール被ってるだけで……その下はアンドロイドだった。  あ、女性だからガイノイド?  聞けば、ある日目覚めると改造されていたとか……。 「この人は開ける道具持って無かったんでしょうなあ……」  女性が目配せした先、遺体の指のすり切れ具合が、最期の無念を物語る。  一通りの食事を終える。缶詰のお礼にと警備を手伝ってくれた。  当人曰く、改造されて視力と銃器の取り回しについては便利になっていたと。 ■37Page|36Day|【探索】 |親切な技術者たちと出会う。あなたかフォロワー1人の持つ、【戦闘】ダメージを軽減するアイテム1つの効果を1強化(−1なら−2に。最大−5)できる。食糧:−3 |[備考] 川便乗。 |[HP]51|0|3|[FD]42|3|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]54|[FD]39|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  今日は昨日の人と一緒に探索、道中技術者の集団と会った。  俺は世話になるような武器を持ってないので……メカの人のライフルを強化してもらう。  と、その機械の耳が何を検知したのか、突然走り出してそのまま見えなくなった……。  後々知り合いの少年が段ボールを被ったライフル持ちの人に助けられたとの事。  その後またどこかへ走り去って行ったという……。  また会う事もあるのだろうかと思ったら病院の方から盛大に悲鳴が聞こえた。  どうやら強化ライフルでヒャッハーしてるらしい……。 ■38Page|37Day|【探索】 |無人の納屋を探索。使えそうな道具を利用して、火炎瓶(受けるダメージを0にする。使い捨て)を得た! なかなかやるじゃないか、君も。食糧:−3 |[備考] 川と食料庫便乗。 火炎瓶譲渡で食糧+6 公式イベントでHP-3 |[HP]54|3|3|[FD]39|3|8 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]54|[FD]44|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  今日は住宅街の探索。  うっかり住人のいる家を漁る事にならないよう注意しつつ見つけたのは無人の納屋。  武器になりそうな物は無かったが、ガソリン入を見つけて即席の手榴弾を作る。  作ったはいいが……入れる瓶を間違えた。重い……持ち運びには不便過ぎた。  少し失敗したかと思いながら、交換の種に出来ないかと交流所へ向かう途中だった。 「おじ……おにーさん、それ、火炎瓶?」  最初の二文字は聞かなかった事にしてやる。と言うか良く飲み込んだ……  って、見たらおじさん呼ばわりされても仕方ない年頃の男の子がいた。  その子が案内した先は、瓦礫で入り口が埋まった食料庫。 「上手く吹き飛んだら半分あげる!」  ……ここで、辞退出来なくなってるあたり、自分も切羽詰まってるのかなあと思いつつ、  爆破は無事に成功。約束通り食糧の半分を貰って……あれ、あの子どこかで見たような? {}  多少懐が暖まったので病院警備に向かう。  こないだの迷彩服の女は、直に手を出さず襲撃者の援護が主らしい。  彼女自身が乗り込んで来たとか、物資を取られたとか、  援護射撃で死者が出たと言う話はまだ無い。 「うーん、物が要らないのに何で病院襲って来るんでしょう?」  病院……院長に何かしら怨恨があるか、何か裏の目的があるかのどちらかだろうな。 「怨恨、裏?」  稼働するまで治療薬と救急箱が品薄状態だったから、これはどちらもがあり得る。  後者は早い話が陰謀論だけど、相手にバックアップがいるし、病院が建ったら困るような……。  そこまで言いかけて、考える。病院が建ったら困る? 人的被害を抑える事の何が?  ゾンビ騒ぎがテロと言うならトドメを刺しに来る奴がいていい。  と言うか戦争だろう。脱出出来た(と思う)ヘリも確認している。  それとも……このサバイバルの繰り広げられている現状? 「あ、何か来た見たいですよ」  いよいよ考えが纏まらなくなった所で、持ち場の近くが騒がしくなってきた。  襲撃か……今日は少し暴れさせて貰おう ■39Page|38Day|【探索】 |研究員らしき死体を発見。どうやら自ら命を絶ったらしい・・・治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を得た! 食糧:−3 |[備考] 川と食料庫便乗。治療薬獲得せず。 式イベントでHP-3 |[HP]54|0|3|[FD]44|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]57|[FD]43|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  ……扉を開けたら行きなり首吊り死体。  サスペンスのような光景に出くわすとは思っても見なかった。  思えば、あの炊き出しの人も一度はそれを考えていたのかと……いたのかと……。  時間が経っていて相当酷かった。  なのに看護婦はズカズカ入って行って治療薬取って来た。  しかし、現状使う宛は無い。 (強奪品もあるだろうが)市場にも現在多く出回っている……  ダメ元で交換広場に持ち込んでみたが……要らないよなあ。  場所が場所だ……もう少し粘るか悩む所だ。  ……更に肩を落とす話は続く。あのショットガンの知人から別の知人の訃報。  聞く所によれば、例の巨大熊にやられたという。  自分もいつかは……縁起でも無い事が頭を過ぎる。  軍人に襲われたと言う噂も聞いた。俺が見つけたヘリポート。  あそこは……本当に「出口」と呼べるのか?ここで生き延びるしか無いのだろうか。 ■40Page|39Day|【戦闘】 |家屋を破壊し、何者かに強化改造された巨大なゾンビ化ヒグマが猛然と襲来! 25のダメージ! この戦闘では「主人を失った忠犬」以外のアイテムの効果を受けられない! |[備考] 川と食料庫便乗。 忠犬一時レンタルで看護婦と交替。 |[HP]57|0|2|[FD]43|1|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]59|[FD]44|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  災難に前触れなんて無かった。あの巨体なら振動ぐらいあっても良いものを。  奴は突然隠れ家にしていた家の上半分を薙ぎ倒して現れた。  見上げる程の巨体。呆けて見上げるしかなかった。  このまま食われる。無意識に後ずさった体が「何か」に触れなければ。  看護婦の手だった。 「逃げろ!!」  あっという間に広がった視界、折れた鉄骨の中で手頃な一本を拾って投げつける。  眼球を狙ったソレは、あろう事か目蓋で跳ね返される。それでも、狙いは俺に向いた。  巨体が幸いしたか、熊の脇をすり抜ける看護婦には見向きもしない。  幸い小回りを生かすのに十分な地の利があった。しかし、相手の速度がソレを上回る。  何度紙一重で助かったか、何度熊の足下をすり抜けたか。  どうかわす? 何処へ逃げる? 近くに病院?  そこまで付いてこられたらたまったもんじゃない!! {}  一撃でも受ければボロ雑巾確定、転べば即座に食われるだろう。  時間の感覚が麻痺しかけた頃だ。熊に、何かが激突した。  それは一匹の犬。  鉄骨にも怯まなかった熊が、明らかに意識をそちらに向けた。  ……熊と犬の決闘を、俺はただ呆然と見ていた。  駆け付けてきたのは愉悦街から来たと言う老軍人。その近くに看護婦の姿。  助けを呼んでくれたらしい。俺は手を引かれるまま街へ。  今日一晩の宿はここになった。老軍人も戻ってきた。  ……犬はいない。近くには病院もあったはずだが、その顔色から、安否は伺えなかった。 ■41Page|40Day|【同行者】 |カンフーの達人な神父(アイテム扱い。3回まで【戦闘】で受けるダメージを0にできるが、連れている間毎日食糧−1)が同行を申し出た。連れて行くかは好きにせよ。 |[備考] 川と食料庫便乗。看護婦帰還で食糧-1。 カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) 愉悦街の家に。愉悦街に食糧5投資。 |[HP]59|0|3|[FD]44|6|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]62|[FD]40|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  ……目を覚ますと、借りている部屋に一人客がいた。  実に分かりやすい分かりやすいカソック姿の神父だ。  中央で向かい合っているならいざ知らず、部屋の隅を囲んで正座している……。 「見えますかー……」 「教義の関係でいるって言っちゃいけなくて……」  一体どういう会話が……と、思って起き上がったら神父の足に包帯が。  俺に気付くとさっと佇まいを直していたが……結局何を話していたのかは聞けなかった。  神父はそのままその家で静養する事になったが……気になる。  街の市長も部屋はそのまま好きに使っていいと言われ、  万一の拠点としては大きいかもしれない。  とはいえ……正直戻るのは複雑な気分。 ■42Page|41Day|【同行者】 |足手まといの美女(アイテム扱い。【探索】が出るたび食糧を+1できるが【戦闘】で受ける最終的なダメージ+1)が同行を申し出た。連れて行くかは好きにせよ。食糧:−1 |[備考] 川と食料庫便乗。美女、食糧3と交換。 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]62|0|3|[FD]40|1|5 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]65|[FD]44|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  看護婦の様子がおかしい。いや、心当たりはある。  ゾンビに追われていた女性を一人かくまって同行してから……昨日の一件もある。  その気がなくてもヤキモチの一つや二つならフォローを入れれば良かったかもしれない。  ……が、どうして二人が先行している形になるのか。  一見火花を散らしているようでたまにこちらをちらちらと……  俺別にハーレムとか思ってないよ何この居心地の悪さ!  とか思ってたら二人が突然足を止める。向こう側に人が三人。  うち座り込んでいる一人が、どうにも一人では心細いのだという。そしたら……。  何やら、女性の方が様子がおかしい。  座っていた男と見つめあって……あー、うん、なんとまあ分かりやすい事か。  そのうち一人が、冗談で「なら神父さん呼ばなきゃ!」看護婦が速攻挙手。 「愉悦街のおうちにいますよー!」戻ったら神父も「それは素晴らしい」  即席結婚式が始まった。  新郎がかなり食糧を持っていた為、祝い&ご祝儀として結構食べた。  その後は互いにコレまでどうサバイバルしていたのか等を語ったり。  ……うち一人のバックパックがやけに薄い気がしたが、大丈夫だったろうか……。  それにしても……疲れた。 ■43Page|42Day|【探索】 |戦車の残骸を発見。こんな兵器まで持ち出してもどうにもできなかったのだろうか・・・。手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)を得た! 食糧:−3 |[備考] 食料庫便乗。椿さん脱出の餞別食糧+56 公式イベント食糧−3 手榴弾売買で食糧+4 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]65|0|0|[FD]44|6|62 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]65|[FD]100|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  めでたい事、というのは案外続くらしい。  何時か見たような戦車から手榴弾を回収して病院へ向かうと、あのショットガンの知人……  と言っても、大分前にバイク諸共ゾンビの群の中だったそうだ。  ついでに言えばハーフゾンビも直っている。  彼女が、見覚えのある子供と……。  それを見て思い出した。  食料庫前の瓦礫撤去に火炎瓶をあげた子、彼女のお子さんじゃないか!  あ〜くそ、あの時思い出していれば引き合わせるチャンスもあっただろうに。  その近くに太った研究員。  お子さん、ゾンビに噛まれた跡を我慢に我慢を重ね怒られたとか。 {}  そして別の知人の少年もいる。両手には、目一杯の食糧が。  彼女の手には地図と、脱出への鍵。  そこに書かれている情報によれば……ヘリに乗れるのは多くて三人……  少年は親を捜しているし、俺も看護婦がいる。  彼女ら親子が、一足先に脱出する事になった。  俺達も餞別の食糧を貰い、ヘリの影が見えなくなるまで見送った。 「そう言えば、どういうお知り合いだったんです?」 「ん、ああ。護身術のインストラクターをしててね、  生徒が余所のワルと喧嘩してた所を両成敗してた」  思えば腕っ節強かったよなあ……彼等に、幸あれ。 ■44Page|43Day|【探索】 |軍人の死体を発見。誰かを守って力尽きたのだろうか・・・ショットガン(【戦闘】で受けるダメージ常に−3。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−3 |[備考] 川便乗。公式イベント食糧−3 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]65|0|3|[FD]100|6|0 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]68|[FD]94|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--00|  探索中、空きにくいと思ったドアに軍人の遺体が寄りかかっていた。  黙祷してから、抱きかかえていたショットガンを貰う。  ……死体漁りにもすっかり慣れてしまった。  ただ……このショットガン、かなり重い。  知人のとは規格が違うのかそれとも腕力が……やめよう、女性相手だ。  扱いに困り、適当な所に腰掛け適当な所に立てかけて休んでいたら…… 「ぴよ」  ……ぴよ? そこにいたのはヒヨコの群。  彼等は鳴き声一つあげずに暫く此方を見ていたものの……  暫くするとショットガンによじ登ったり……やばい、かわいい。  もふりた……いや、落ち着け俺。  暴発しないよう弾は抜いて近くに置く。  暫くヒヨコを眺めながら時間だけが過ぎて行き……  ショットガンを忘れたと気付くのはねぐらに帰った後だった。  戻ってみるとそのショットガンを拾い上げる影がある。  誰かが有意義に使うなら、そっちの方がいいかもな。 ■45Page|44Day|【館発見】 |謎の館(http://shindanmaker.com/245054)から命からがら逃げてきた男に出会う。以後、全データを引き継いで探索してもよい。 |[備考] 川&食料庫便乗。 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]68|0|3|[FD]94|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]96|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--10|  探索中、館から飛び出して来た男を保護。  一見すれば古い館……男は言う。あそこに、この事件に関わる「何か」がある。  が、中にいのはゾンビなどと言う言葉が生やさしいような化け物ばかりと。  聞けば、同行者が前触れ無くゾンビ化したと……傷よりそちらの方が重傷に見えた。  看護婦の手当のお陰で命に別状は無いが傷は深い。  警備に行くついでに、彼を送り届ける事に…… 「ぴよピヨぴよピヨ」  ……俺達と入れ替わりに、総勢110匹のヒヨコが館に入っていった……  何か幾つか玩具のヒヨコが混ざっていたような……いかん、俺も毒気に当てられたか? ■46Page|45Day|【同行者】 |死亡フラグを連発する男(アイテム扱い。以降【戦闘】が出たら、その悪影響を無効化してこのアイテムは失われる)が同行を申し出た。連れて行くかは任意。食糧:−2 |[備考] 川&食料庫便乗。公式イベントHP-3 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]71|3|3|[FD]96|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]96|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--10|  神父の時とは、また違う意味で厄介なのに引っかかってしまった。 「故郷に恋人がいるんですよ。帰ったらプロポーズしようかと」 「趣味はポロ、あの馬に乗ってやる奴!」  死亡フラグを連発する男……。  立てまくれば逆に生存フラグってのは聞いた事あるがな……。 「は、はぁ……」  看護婦困ってるだろうがあああっ!  愉悦街に押し込んでやっと静かになった。 ■47Page|46Day|【戦闘】 |行き倒れた少女を発見。だが、それはゾンビだった! 油断し、5のダメージ!(この戦闘はアイテムの効果を受けられない) 食糧:−1 |[備考] 川&食料庫便乗。 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]71|5|3|[FD]96|1|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]69|[FD]97|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--10| 「前にもこんな事ありませんでしたっけ〜?」 「……うん、あった。」  裏通り、座るのに手頃なブロック、目の前に頭を砕かれた少女の死体。 「あの後金髪の女軍人と睨み合いだっけ」 「ですねー生きた心地がしませんでしたー」  ……ああ、この人もそう言う事があるのか。  流石に今日も出る、と言う事は無かったが、現状何も変わっていない。  病院周りも、俺達が脱出できるかどうかも…… 「どうしました?」 「いや……」  いっそ真実を探る? まさか。館から逃げ出した男の言葉を思い出す。  ……噛まれてもいないのに。空気感染からは守りようがない。 ■48Page|47Day|【休息】 |無人の民家を発見。テーブルには綺麗に皿だけが並んでいる。ここで何があったのだろう・・・家主らしき死体をせめて埋めることにした。HP:+4 食糧:−3 |[備考] 川&食料庫便乗。公式イベントでHP-3 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) |[HP]69|3|7|[FD]97|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]73|[FD]96|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--10|  無人の民家が今日のねぐら。といっても、ついさっき家主を弔ったばかりだが。  そう言えば昨日は病院の様子を見ようとしてたっけか。  知人のお陰で余裕があるうちは続けた方がいいな。  うっかり機能停止になどなったら目も当てられない。  あの迷彩服の女は、やはり軍人なのだろうか?  飼い殺しにされている可能性を疑うべきだろうか。  病院の方は相変わらず、警備と襲撃の戦力差に変化は無かった。  流石に女の報酬も一度きりだしな……だが、この変化の無さが、今は恐い。 ■49Page|48Day|【同行者】 |凄腕のシェフ(アイテム扱い。連れている間、食糧1をHP1に変換可能。1日につき最大3まで)が同行を申し出た! 連れて行くかは好きにせよ。 食糧:−2 |[備考] 川&食料庫便乗。公式イベントでHP-3 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |[HP]73|0|3|[FD]96|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]76|[FD]96|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 |0111000--10|  今日は何処へ探索に行こうか。  目的が欲しくて広場近くを歩いてると缶詰を手に困り顔の人がいる。  聞けば元々はレストランのシェフ。  この缶詰、職業柄、ちょっと調理出来ればぐっと美味しくできるのにと。  ……愉悦街の家にキッチンあったな。  その事を伝えると「是非!是非!!」と嬉しそうについてきた。  行ってみたら外出から帰ってきた神父と鉢合わせ。  ちょっとお勤めをしてきました……との事。  聞いてみたら知人の少年だった。犬を連れていたそうだ。  シェフは簡素な台所でも大喜び。明日の朝食は期待できそうだ。 ■50Page|49Day|【戦闘】 |研究施設でゾンビに遭遇! 6のダメージ! 戦闘後、ゾンビの持ち物から治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を得る。皮肉なものだ。 食糧:−3 |[備考] 川&食料庫便乗。シェフで食糧-3&HP+3。 治療薬3点で売却。看護婦でHP+1 |[HP]76|6|6|[FD]96|6|5 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]76|[FD]95|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--10|  元は医薬品工場だったらしい場所……。  何か手がかりは無いかと奥の、研究施設へ足を踏み入れたら案の定ゾンビ。  袖口を掴んで足払いしたら腕が取れた……うう、相手腐ってるんだったよ畜生。  研究中だった物は……俺達の間では治療薬として出回っている物だった。  ラベルの説明を見ると元々は再生医療に使われる物だったらしい。  火傷、骨折に対しては劇的な効果が実証済み……。  一時体に負担を掛ける代わりに治癒速度を劇的に高める物もあるとか。  生憎ここには無い……興味はあるが、無いものはしょうがない。  治療薬はすぐに買い手が見つかった。  一言で言えば肝っ玉母さんみたいな人。先日脱出した知人に比べてガタイの良い。  そんな彼女が、探していると言って差し出した一枚の写真は……知人の少年、知ってる。  すれ違うもすぐ探しに行くと……え、何、肩がっしり……。 「ほ、ほんとに!?いつ!?どこで誰と何してええい吐けっ!  吐かないと噛み付いてゾンビにすっぞ!!」  ちょ、ま、やめ、噛みつくなら薬使ってからって違うからーっ!!  ……今日も明日も、こんな時間が変わりなく過ぎていくのだろうか。 ■51Page|50Day|【休息】 |満天の星空の下、仲間と生存を誓い絆を深めた。フォロワーまたは【同行者】がいる場合、あなたかフォロワーひとりのHP+5。どちらもいなければ孤独でHP−2 |[備考] 川&食料庫便乗。 |[HP]76|0|8|[FD]95|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|HP1日に1回復。 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]84|[FD]97|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 家】カンフー神父(戦闘ダメ0。毎日食糧-1) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--10|  今日は平和だった。呆れるほどに。平和で、何もなくて、何も変わらない。  そのまま迎えた夜は星が綺麗だった。愉悦街に与えられた部屋の真上。  シェフと神父はリビングで寝てるか何か。 「ここから出られたら、どうします?」 「……どうしようか?」  多分こんな事巻き込まれたら確実に実家に引っ張り込まれるわけで……  あー、最近嫁は嫁は五月蠅かったっけ……。  無事に帰って、家を継いで、それだけか?  馬鹿だと思う。間違いなく無謀とか蛮勇の類だと思う。それでも…… 「あの館に、行ってみようと思う」  ただの、巻き込まれた被害者で終わりたくない……。  多分、意地とか、欲求とか、そんな部類の感情だろう。  ちらりと見ても、いつもと同じ調子 「その時は私も……」 「行かない」 「はい?」 {} 「君は連れて行かない」 「ぶー。なんでですかー?」  ここで「何ででも」つったら喧嘩コース直行だよな。 「お前が横にいると、安心しちまうから、さ……」  思わず出た言葉だったが……何だコレ、口説いてないか俺!?  いやいやいや、別にそう言うつもりで言ったわけじゃないけど……!! 「うう、ずるいです……」  あ、俯いて、涙目で、でも納得されていや、その、結果オーライ、だけどさ……。 ■52Page|51Day|【探索】 |焼けた書類に紛れたノートの断片を発見。『必要なものは素体だ。負傷にも餓えにも強く、感染に十日は耐えられる体質を持ち、そして強運の持ち主』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]84|0|0|[FD]97|4|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]84|[FD]93|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。 ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--21| 「すいません神父、付いてきてもらって」 「構いませんよ。私も、息子とはぐれたりなんなりで」  看護婦は家で留守番。付いてきてもらったのは神父。  大丈夫かなと思ったら……カンフーの達人だった。  そんな気配ゼロなのに組み手したら全然勝てなかったとか何者ですか。 「それに、彼女を泣かせる訳にも行くまい?」  くそぉぉぉぉぉ……聞いてやがったー……。  何はともあれ、ゾンビに遭遇する事無く辿り着けた部屋は小さめの書斎……  の、焼け跡。先客がいたのか、読める状態のは綺麗に纏めて机の上に 『必要なものは素体だ。負傷にも餓えにも強く、  感染に十日は耐えられる体質を持ち、そして強運の持ち主』  おいおい、いきなり不穏なの出たぞコレ。 「ふむ、強運、ねえ?」  って……神父は何を言いたげにしてますか? 「いや、何でも?」  この人に手持ちの食糧無かったっていうのが一番の誤算かねえ。  さて、今日踏み込んだのもいれば今日出て行くのもいる。  カメラマンだという髭面の人に、俺達もその場のノリで一枚撮って貰った。  これで、まだ戦える。 ■53Page|52Day|【アクシデント】 |突然、床がぐぱりと開き巨大な腐肉の口が君を呑み込もうとする! 10のダメージ! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられない場合さらに20のダメージ! |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 神父の助けで10ダメ。 |[HP]84|10|0|[FD]93|1|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]92|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(戦闘ダメージ−2) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--21|  館へ足を踏み入れて丸1日。  一度入り口へ行ってみたら、赤黒いツタのような物が絡みついていた。  触ってみるとぶにぶに……ツタというより、血管のようで気味が悪い。な  るほど、簡単には出られないか……。  それでも昨日の写真家のように、脱出口の確保は出来る……。  とはいえ、いきなりうようよゾンビが沸くかと思っていたから少々拍子抜けと……。  そう、俺は完全に油断していた。看護婦にあんな事言ってこのザマだ。  だから、「ソレ」全く対応できなかった。 「んなっ!?」  床に開いた口、びっしり並んだ牙。落ちた先は腐臭に満ちた肉の海!  今正に閉じようとする口をこじ開ける神父の手。 「出られるか!?」 「何とか!!」  深さおよそ2mのすり鉢状。上れない高さじゃない。  この中に舌が無くて良かったと思う。  壁に押しつけられたら気色悪いし、唾液の性質によっちゃじわじわ死ぬ。  出口目前で神父の脇から差し出される手。 {}  俺達を見かけ駆け付けてくれた、他の探索者だった。  こんな場所でも彼の周りだけ空気が軽い。所謂「チャラ男」?  だけどそのくらいがここで生き抜くには丁度良いのかもしれない。  服に幾らか付着した粘液や腐肉。  安全に落とせそうな場所は昨日のあの部屋しか無かった。 ※RP補足 今回のダメージの主成分は「原因菌?に対し抵抗した結果の疲弊」です。  腐肉で落下の衝撃は何とかなりますし、牙とか舌貰ったら10で済むと思えません故。  要するにキャラクター自身は体調を数値化した場合……。  多めに見積もっているという事です……ほほほ。 RP補足: エコーさん宅のチャラ男(チャーリー)にも援護を貰う。 ■54Page|53Day|【探索】 |焼けた書類に紛れたノートの断片を発見。『必要なものは素体だ。負傷にも餓えにも強く、感染に十日は耐えられる体質を持ち、そして強運の持ち主』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]74|0|0|[FD]92|4|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]88|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--22|  服の汚れは拭けば何とかなるものだった。  ついでに、この部屋にあったノートの内容について考えて見る事に。  纏めたノートを見つめて神父が呟く。 「負傷と飢えはともかく、感染に十日は耐えられる……か」  人によっては、数日、或いは噛まれた瞬間アウトな人もいるという事か。  あの館から逃げてきた男の連れも、そうだったのだろうか。  そして……俺達はどちらなのだろうか。  俺が見てきた感染者は皆十日のリミットに焦っていた。  だけど、そんな間すら無い人の話はちらほらあった。  あとは……、先日脱出した知人か。  ゾンビに噛まれた後、皮膚が変色するも意識を保ち続け、感染すらしなくなった。 {} 「十日も猶予があれば、最悪でも『処理』出来ますからね」 「結構物騒な事言いますね」 「聖職者などそんな物だ」  笑って言ったよこの人……ひょっとして、地が出て来た?  あれこれ考えてもしょうがないので探索を再開する。  少し歩いた先、扉の向こうからピヨピヨと鳴き声が……。  扉を開けるとヒヨコの群。暗闇の向こうにいるのは……蛇? 「ピヨー!!」  て、ヒヨコよじ登って来るーっ!? 「こっちへ!!」  俺と同じく大量のヒヨコに集られた神父が元の部屋のドアを開ける。  結局、部屋にヒヨコ73羽迎えて今日の探索は打ち切り……。 RP補足: 椿さん宅のヒヨコが蛇部屋を引いたので援護に行く。 ■55Page|54Day|【アクシデント】 |突如襲う謎の頭痛! 十日以内(あと10行動)に治療できないとゾンビ化しゲームオーバーだ! すでにゾンビ化しつつある場合、残り日数が半分(端数切り上げ)! |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 治療薬5点で購入。ヒヨコさんに持って貰う。 |[HP]74|0|0|[FD]88|6|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]82|『ゾンビ化まであと10日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--22| 「取りあえず、おめでとうと言っておこうか?」 「何でですかい……」  結局ヒヨコを伴って探索する事になってしまった。  これはこれで悪くは無いけど緊張感に欠ける……先日の教訓は何処へやら。  いや、コレばかりは無理だっただろう。  突然の頭痛。歩く事もままならないほどだった。  目が覚めたのは、最初のあの部屋。気付いた異変は指先の痛み。  本当に激痛だったから、何かに強く爪を立ててしまったのだろう。  問題は、そこに滲む血の色。 「血液に緑混じって何がおめでとうなんですか……」 「どうやら君は、ここで言う素体に適しているらしいぞ」  ああ……この部屋にあった、アレか。 {}  個人差で数日とか無ければいいんだけどな。  滲む物を良く見ると血液とは別に緑の物が滲んでいるらしい。  濃さとか肌とかで進行度が判るのかな……。 「それと、もう一つ朗報だ」 「はい?」 「こんな所でも物々交換のコミュニティは存在するらしい」  そう言って神父が指さしたのは……ヒヨコ。 「その横だ」  あ、もはや見慣れた治療薬の瓶。 「先ほど幾ばくかの食糧と交換して来た」 「……まだ温存しておきましょう。次が来ない保証もない」  どうせ引き返せない……大丈夫、まだ大丈夫。 ■56Page|55Day|【探索】 |屋敷の中にはいくつも肖像画がかかっている。いずれも幸せそうな家族の姿だ・・・知的な白衣の男性、妻らしき女性、そして男の子と女の子。探索度:+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]74|0|0|[FD]82|4|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]78|『ゾンビ化まであと9日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--23|  この館に足を踏み込んでから早五日……。  少しばかり足を伸ばした先は肖像画の並ぶ広い廊下だった。 「白衣……科学者、だろうな」 「諸悪の根源か哀れな犠牲者かは、まだ判らんな」 「希望を繋いだ英雄かもしれません」 「それはまた大穴だな」  まだ、結論をだす事は出来ない。  昨日神父が見つけたというコミュニティは、今日はまた別の所にあった。  なんだか少し騒がしい。 「武闘会を開くとか言っていたな……行くか?」 「遠慮します。神父こそどうです?」 「私の武術は見せびらかす為の物では無いよ」  等と言いつつ抱えたヒヨコを撫でていた。  結局、めぼしい収穫も無いままあの部屋に戻る事に……。 「五日も経ってるのにこの部屋から一歩も進んでない……」 「まあ、一筋縄ではいかんという事だろうな。」  この館、実家の三倍ぐらい広いんじゃないだろうか。  ……ヒヨコの数が、少し減っているような気がしなくもない。 ■57Page|56Day|【アクシデント】 |館を探索する中、ふと猛烈な飢餓感に襲われる君。自分の体に何かが起こっているのか? 館を1度出るまで、翌日から毎日食糧−1(これを複数引いても重複しない)。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 |[HP]74|0|0|[FD]78|1|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]77|『ゾンビ化まであと8日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |0111000--23|  ……腹が空く。今朝から無性に。  いや、食糧の切り詰めなら前からやってた。ただ……。 「今日は君が食べなさい」 「そんなに酷いですか?」 「酷い」  押し切られて食糧に手を出している。 「私は、随分分けて貰ったからな」  有り難い半分申し訳ない半分……ただ、気がかりな事もある。 「……ピヨー……」  みれば、ヒヨコが穀物の入った袋を俺の方へ引きずって来る。  アレがこの子達の食事か……。  うん、愛玩動物食べたいと思わないからまだ大丈夫!!  大丈夫、欲しいのは普通の食事だ。普通の……。 「看護婦のふともも」  食いかけの食糧噴きかけた。 「二の腕、ふくらはぎ」  あんた俺の何を煽ろうとしてんだーっ!? レーヴェの記 ■58Page|57Day|【出口】 |下水道に繋がる排水溝を発見。不快な脱出路だが贅沢は言えない。以降、ゾンビサバイバルに戻れる(館に再び来た時はもう1度出口を見つけること)。食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 |[HP]74|0|0|[FD]77|6|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残2|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]71|『ゾンビ化まであと7日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--23|  今日は以前にヒヨコが蛇に追われていた部屋に来ている。  ドアが開けっ放しだったせいか、部屋はがらんどうになっていた。 「どこかに逃げ出したんですかね」 「それで他の探索者が噛まれて無ければいいがな」  何はともあれ今日はこの辺りを探索してみる事になったが……。  臭いからして、下水が近いらしい。  案の定部屋の直ぐ下が下水道に繋がっていた。  ココから薬品が漏れたらバイオハザード直行だよな……。  天敵がいなくなったせいかあちこちネズミが駆け回っている。 「所で、食欲の方は?」 「今日もハラペコだけどここで食う気はしません」  奥に見える光は外だろうかと思った時だ。  突然の轟音、何かが崩れる音、無数のヒヨコの鳴き声。 {}  慌てて飢えに戻ると、そこにあったのは……。 「うわあ……」 「ああいう出口もあるのか」 「下のより、あっちの方がいいよなあ……」  壁に開いた大穴と、ノシノシと去っていくハンマー状の腕をしたゾンビ。  そして辺り一面に散らばった瓦礫と、所々に転がって動かない黄色い何か。 「所で食欲の方は?」 「……殴りますよ?」  そもそもまだ撤退するには早いんじゃないの?  いや、この飢餓感の原因が館にあるなら病院行ってみたい気がしなくもないけどさ ■59Page|58Day|【戦闘】 |暗い部屋を手探りで進む君の指にひやりとした感触。蛇だ、しかも足下にも無数にいる! 12(フォロワーの助けを受けられれば8)のダメージ! 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 神父効果で撃退。 |[HP]74|0|0|[FD]71|5|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残1|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]66|『ゾンビ化まであと6日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--23|  今日の探索は湿っぽい地下室。神父は見張り。  明かりなど期待できず、万一の為にサバイバルナイフを手に進む。  最低でも、ゾンビか人間かぐらいは見極められる程度の視界はある。  かといってすっころんでは格好がつかないので壁伝いに手探りで進もうとして……。  ……しゅる。 「え……?」  壁と思って手を着けた場所に子供の腕ほどの太さの蛇。 「うっ……そ!?」  そうと気付いた時には足下に何かが絡みつき、俺は床に引き倒されていた。  ナイフを振るおうとした瞬間別方向から飛びかかってきた蛇が手首を締める。  関節を固められ、手からナイフがこぼれ落ちる。  這い蹲って手を伸ばそうとしたらご丁寧に弾きとばす。  その上一際デカイ一匹が胴体に巻き付いて壁に叩き付けられ貼り付け。 「痛っ……うぐ……」  丸呑みかと思ったらギリギリと締め上げてくる。  首を絞められまいと顎を引いてもろくな抵抗にならなかった。 {}  壁に貼り付けられた俺の足下から、無数の蛇が這い上がって来る。  どいつもこいつも噛みつこうとせず体を這い回るだけ。  喉に絡む力も落とさず逃げられず……ねぶるようにってのはこういうのか。  そのうち蛇の一匹が、コートの……シャツの中に入って肌を這う。  冷たい感触に背筋が凍る。喉を締め上げられ、悲鳴どころか意識もやばい。  死ぬ? 死ぬの? 死ぬの? 死ぬのか?  20回ぐらいそんな事を考えていた時、鈍い光が翻ったように思う。 ……シュパッ……  首にかかる力が抜けた。拘束が解けた。  呆ける俺の目の前で神父がナイフ一本で群がる蛇を悉く切り裂いていた。  最終的には生き残った蛇の全てが恐れを成して逃げ出していってしまい……。 「……ふぅ、スッキリしました」  後に残ったのは、何ともすがすがしい顔をした神父だった……。 ■60Page|59Day|【探索】 |黒い染みで汚れた部屋でノートの断片を発見。『動物実験。人間に有効な抗体は人間の中からしか生まれない。息子では不適。あの方法しかないのか』探索度+1、食糧:−5 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 預けていた治療薬使用。 |[HP]74|0|0|[FD]66|7|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残1|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]59|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--24|  探索に進展があった。  ようやく『情報の保管された』二部屋目に辿り着いた……。  実はハズレ部屋なら幾らかあった。蛇とか蛇とか蛇とか。  肝心の情報だが、真実は時に残酷、とは良く言ったモノ。  この屋敷の主は、やはりゾンビ化の原因研究をしていた。  恐らくは我が子を救う為に。 『動物実験。人間に有効な抗体は人間の中からしか生まれない。  息子では不適。あの方法しかないのか』 「あの方法……か」 「この方法だろうな」  そう言って、神父は窓を指す。  動物実験で、人間に有効な抗体は取り出せなかったから……。 「でもこの有様では、本末転倒になっていた可能性も高いだろうに」 「脱出者の、行き先次第だな」  それを聞いて、先に脱出した知人を思い出す。大丈夫だろうか……。{} 「所で、君の抗体の調子はどうかね?」 「……あのな」  ただ進行が遅いだけかもっていうのに……。  あー、知人みたく皮膚真っ青になったらアレは完全な抗体だったりするのか?  いや、流石に何か違うか。  そんな事を考えながら腕をまくって……見なきゃ良かったと後悔。  皮膚が所々緑色に変色しかかってた。  血液とは別に、何か緑色の液体が流れているのか……。  ああ、コレがもっと濃くなると以前見たギリギリの人になるのか。 「ふむふむ、なるほど……」 「ん、何か他にめぼしいモノでも……」  神父が何か見つけたのかと振り返った瞬間……。  ぷすっ。 {}  首筋に治療薬の瓶を押し当てられた。そこから薬液が入って行く。  確認して無かったけどそうやって使うタイプかー……っておい!? 「ふむ、やはり感覚も鈍るらしい」 「いや……え?」 「この程度、ココに入る前手合わせした君なら造作も無かったと思うぞ」 「いや、でも……」 「一瞬の油断で何が起こるか判らんよ。事実、君はこれをかわせなかった」 「ピヨ」  ……ヒヨコにまで同意された。って、一羽だけか。  他の子達は何処へ行ったのだろう? ■61Page|60Day|【戦闘】 |廊下の先で何かを引きずる音・・・だんだん近付いてくる! 巨大なゾンビ蛇が君を丸呑みにしようと迫ってきた! 14のダメージ!(食糧10を捨てるならダメージ0) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 食糧破棄、その後ヒヨコの形見分け。神父さん援護に向かう。 |[HP]74|0|0|[FD]59|12|53 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残0|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]100|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--24|  その音を、聞き間違える筈は無かった。 「何でまた蛇が出るんだよーっ!!」  しかも俺ら二人ぐらい丸呑みできそうなでっかい奴!!  神父と二人ダッシュで逃走中だけど、これ絶対……っ!  ……どしゃっ。  無理と思った所で、上から降ってきた何かが蛇の首根っこ押し潰した。  誰かの援護かと思って天井を見たら……梁の上にいるのはヒヨコだった。  それがパチリと火花を散らして、俺の手の上に落ちて来る。  一見玩具のようだけど精巧な機械のヒヨコだ。  蛇を押し潰した食糧の一部は体液染みこんでダメになっているが持ち出せるだけ……  って、これ全部穀物!?  恐らく持ちきれないだろう食糧をどうしようか悩んでいると、神父が「静かに」と。  一時避難した部屋の直ぐ側の通路から、カサカサと……。  見れば巨大な蜘蛛とそれに追い詰められている誰か。 「チュエストォーッ!!」  うん、俺が何を言うよりも先に神父が蜘蛛吹っ飛ばしてたね……。 {} 「ふう♪」  そしてやたらと満ち足りた表情に……うーん、何だろう。  もう覇気を使い切ったようなこの感じは。  幸い、助けた人に怪我は無いようだったが、バックパックらしい物が見あたらない。  随分長く探索しているようで、食糧の残りがきつかったの言う。  折角だ、幾らか分ける事に。  何度もお礼を言われた。  けど、ココをうろついている限り誰が助けられる側になるかは判らないしな。  今日は安全そうな部屋で一夜を過ごす事に。  なんとなーくこの先戦力にならなそうな神父。  穀物袋の上に置いた機械のヒヨコ。  これ以上の探索をどうしようか考えながら……。 ■62Page|61Day|【戦闘】 |大量のベッドが並ぶ部屋。横たわるのは・・・ゾンビだ! 次々と起き上がり襲い掛かってくる、14(フォロワーの助けを受けられれば10)のダメージ! 食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 援護を頂いてダメージ10 |[HP]74|10|0|[FD]100|4|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残0|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]64|[FD]96|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--24|  ……ずらりと並んだベッド。顔に布のかけられた遺体。 「なんとも……嫌な光景だな」  ちらりと神父見たら十字切ってるし……もう本当に戦力外かな?  向かい側にも扉、先に行くにはこの間を通るしかなかったんだけど……。  もうお解りだろう、ご丁寧に部屋の真ん中あたりで一斉起床!  中央突破を試みるも数が多い。  ベッドを盾にしたり同士討ち誘ったり、噛まれるのだけは何とかなるが……。  と、思った瞬間だった。扉を蹴破る音。 「壁の方行って!!」  従った瞬間盛大に響くショットガンの銃声。  その先にいたのは昨日蜘蛛に襲われてた人だった。  幸いあれから特に大きな怪我はしてないそうだ。  礼をして先へ進んでいくと、廊下の真ん中でうねるように動く……。 「口?」 「口ですね」  そう、以前俺がばくっとやられたあの口。  誰かかかったのだと察し、神父にこじ開けてもらい俺が中を覗くとやっぱりいた。 {}  引っ張り上げたのはそれもどこかで見た事のある…… 「た、助かった……!」 「あ」  うん、前に俺がコレに引っかかった時引き上げてくれた人だ。  奇しくもあの時と立場が入れ替わった事になる。  助けられて助けて、持ちつ持たれつだよ、本当に。 ■63Page|62Day|【アクシデント】 |部屋に仕掛けられた落とし穴に落ちた! 8のダメージ! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられなければ、脱出に手間取り食糧:−8 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 |[HP]64|8|0|[FD]96|2|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残0|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]56|[FD]94|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--24| 「で、次は君が落ちるのかね?」  ……落とし穴に落ちた。  いや、はまった瞬間はあの時の口かと思ってぞっとしたけれども……割と深い。  これ、当たり所によってはかなり危険だったんじゃなかろうか? 「そんな所で見てないで引き上げちゃくれませんかね?」 「どうぞ」  しかし、引き上げか……どうするかな。 「随分打撲とかしているのではないかな?」  うう、痛い所を。  割と地味な所で言うと食糧の殆どが穀物だしなあ。  外なら清流やシェフに頼るって手も無いけど……。  そろそろ撤退を考えた方が良いのかもしれない。  しかしなんだってあんな物が館に。  あの口なら化け物の一言で片付くだろうけど。  肖像画もあるし本来は生活空間だった場所になぜトラップが?  もしかしたら「息子」が助からなかった為にその用途その物を変えたか?  判らない事が増えるばかりだ。  どのみち、引き返せなくなったな……。 ■64Page|63Day|【戦闘】 |廊下の甲冑が動き出し襲い来る。中身はゾンビだ、攻撃が弾かれる! 13のダメージ!(この戦闘ではライフル・日本刀・同行者以外のアイテムの効果無効)。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓:館を出るまで毎日食糧−1 |[HP]56|13|0|[FD]94|4|0 |[アイテム1]同行者|カンフー神父(残0|戦闘ダメ0。毎日食糧-1 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]43|[FD]90|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 通信機(半ゾンビ&機械化治療) 家】看護婦(HP1日に1回復) シェフ(食糧1をHP1に。1日3回) |2111000--24|  せめてもう少し、流石に収穫無しで引くにはまだ勿体ない。  そう思ったのが、そもそも間違いだったのだろうか……。 「ちょっと待ってーっ!!」  何でゾンビが鎧に入ってるんだよーっ!?  生前か、死後か、とか以前にお前らこれ噛めないだろーっ!!  ナイフ通らない上に数が多い!  一昨日のベッド部屋といい、人型は全部敵かオイッ!?  流石にコレにナイフを振るう気は無いし動きが鈍いから足かけとかで……。  何でポールアックス振り回して来るかなーっ!!  ナイフは折られるだけと判断して徒手格闘に切り換える。  鎧の重量を馬鹿力で相殺されてたけど!  鋼の篭手で肩掴まれたりしがみつかれたりは……結構しんどかった。  重量を逆手に取って四肢を、時には首を折って切り抜けた。 「さすがに、きつそうですねえ」 「……だな、収穫無しでも戻るべきか……」 「収穫ならありますよ」 「?」 「貴方は、十日もつ人間だった」  ああ……。 ■65Page|64Day|【探索】 |わしの食糧は誰にも渡さんぞ! とわめきちらす元金持ちらしき中年男を発見。もし襲って奪うことにするなら、3のダメージを受け、食糧9を得る。いずれにせよ食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 神父と看護婦交替。シェフ効果で食糧3→HP3 公式イベント、病院警備で食糧-3 川と食料庫巡回。 |[HP]43|0|6|[FD]90|9|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]49|[FD]83|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  久々に吸う外の空気。何というか人心地付いたような気分になる。  と、道行く人の一人と目があった。  目が合うなり食糧入れと思しき鞄を抱えて去ってしまったが。 「……神父がそんな物欲しげな顔で見るから」 「……君だって人の事は言えませんよ」  何はともあれ、街へ。 「ただい……まっ!?」 「おかえりなさーいっ!!」  愉悦街の家に戻るなり看護婦に抱きつかれた。て、痛い痛い。  あー、よく考えたら二週間近くかー……よしよしなでなで。 「おやおや、お熱いですねえ」 「神父は先に飯にするっすか?」 「そうですね」 「え、ちょっと待って!」  と言うわけで、シェフの作った料理に舌鼓。 「もぐもぐ……てことは、お子さん助けたい一心でコレですか?」 「もぐ、どうだろ。既に生活空間ではもはやないのがね、もぐもぐ」  ……いかん。サバイバル生活というのにシェフのせいで舌が肥える。 {}  館で襲ってきた妙な飢餓感はすっかりなりを潜めていた。  念のためと病院に行ってみたものの……。 「あ、その症状なら症例幾つかあるよ」  館の外に出るとケロッと収まる症状は既に確認されているとの事。  日々苦痛に苛まれる事もある……ソレをネタに集いまで出来てるなんて噂も。  しかし今回館に踏み込んで判った事がもう一つある。  ……後腐れ無く脱出したいなら、あそこに足を踏み入れるべきではないという事だ。  少なくとも人為的な何かが絡んでいる。  ソレを知ってしまったら、半端な所で引き返せない。  引き返せなくなった……馬鹿だなー俺。 ■66Page|65Day|【戦闘】 |日没後、闇に紛れてゾンビが襲撃。明かりも破壊され狙いがつけられない! 6のダメージ!(この戦闘は拳銃、ライフル、ショットガンの効果を受けられない)食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。刀レンタル。 |[HP]49|4|3|[FD]83|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]48|[FD]83|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  久々にぐっすり寝入ってしまった。  この借家も随分賑やかになったが、今日もまた奇妙な客人が……。 「もぐもぐ〜。お邪魔してまーす」  何時か出会ったアンドロイドの人だった。生身になってたけど元気そうで何より。  と、思ったら鉄砲水で連れとはぐれてしまったとの事。 「そかー見て無いかー……」  こちらも近況を伝える。無茶を咎められるかなと思ったのだけど……。 「ほほう。時に、私もこの街に倉庫を借りてるのですがね」  内訳は、刀が一振りと奇妙な薬。 「ゾンビ化治すか、治癒力に影響するとか」  ん? どこかで聞いたような……。 {} 「なんなら素振りでもしてくるかい?」  と、言われたのでお言葉に甘えて今日だけ借りる。  ……館に踏み込む時は持ち込んでもいいかもしれない。  街で持ち歩く気には……ちょっとなれない。  鉄砲水とか鉄砲水とか武器クレクレ君とか……。  そしたら軽い探索のつもりが日暮れまでかかってしまった。  薄暗いとはいえ電源の生きてるビルだったせいで日没に気付くのが遅れた。  収穫はないかと出ようとした時、蛍光灯がチラチラと……。 「……来やがった」前に一度振るっただけだけど支障は無く。  多少引っかかれたけどそれだけ。  試し斬りか、一応コイツらも元人間なんだよな。 ■67Page|66Day|【同行者】 |太った研究者(アイテム扱い。1度だけ、ゾンビ化しつつある者を治療できるが、連れている間1日につき食糧1を消費)が同行を申し出た。連れて行くかは任意。食糧:−1 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。シェフで3点交換。 |[HP]48|0|6|[FD]83|4|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]54|[FD]81|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ……館を出てから、探索の理由が脱出路から物資へと完全にシフトした。  とはいえ、そんな都合良く救急箱など見つかる筈も無し。  代わりに、珍しい人と会話する機会を得た。 「じゃあ、投与の配分次第でより少量で済むと?」 「うーん、まあ本来の用途が違うからねえ」  以前に病院で求められてた治療薬を扱っている研究員。  彼自身は医療に従事するより研究がしたくてこの辺りを探索しているとの事。  館の事を知らないかと聞かれたけど……。  噛まれてもいないのに感染したと言ったら「やっぱり外で頑張ろう」と返って来た。  まあそうだよな……。 「で、抗体の事言ったら血液要求されたっすか」 「うん、調べる場所の宛に突っ込んだら引き下がったけど」 「病院の方は手を煩わせたく無いって断りましたしねえ」 「ひょっとして、人類に貢献する機会を一つ損失したのではないかね?」  ……まあ、こんな日もある。 ■68Page|67Day|【探索】 |うつろな目をした白衣姿の老人に遭遇。「すべては我々と“彼”の過ちだ……だが“アレ”がまだ、あの“館”に……」錯乱し会話にならない。館とは何だろう? 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]54|0|3|[FD]81|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]57|[FD]80|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  今日もめぼしい成果は無い代わりに人にあった。  とはいえ、昨日の研究員と違い、殆ど会話も出来ない状態だったが……。 「すべては我々と“彼”の過ちだ……だが“アレ”がまだ、あの“館”に……」  彼……あのレポートの主だろうか。アレ、現状の打開策だろうか?  とはいえ、コミュニティが出来るほどの人がいて進展無し……。  徒労に終わる可能性もあるかもしれないが、今更だな。  この人は病院へ、割と抵抗されてしんどかったけど何とか担ぎ込んだ。  もう少し、もう少しだけ態勢を整えて、それからだ。 ■69Page|68Day|【館発見】 |雷光に照らされ、謎の館(http://shindanmaker.com/245054)が姿を現した。以後、全データを引き継いでそちらを探索してもよい。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]57|0|3|[FD]80|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]60|[FD]82|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  めぼしい成果も無いまま探索を続けていると、突然の雨。  慌てて駆け込んだ軒先は……事も有ろうにあの館だった。  看護婦は「ほぇ〜」とか言いながら中が少し見えるだろう小窓を覗いて……ない。 「また風邪とかお召しにならないで下さいね〜」  うぐ……良かった相変わらずだ。  軒先から周囲を見ていると、かなり遠くに人が落ちてきた。  なるほど、ああいう脱出路もありなのか。  小雨になってきたのは夜も更けてから。  それから程なく雲の晴れたその空が、俄に明るくなった。 「あれ、何の音でしょう?」  ……銃声じゃ、ないな。 「花火ですね〜」  このご時世でも、人は余裕を忘れてはいなかったというか……。  神父とシェフには悪いけど、もう暫く眺めてから帰ろうか。  くれぐれも、ゾンビに不意を突かれたりしないよう。 ■70Page|69Day|【同行者】 |歴戦の老軍人(アイテム扱い。4点以上のダメージを受けるような【戦闘】でも最終的に受けるダメージが最大3点になる)が同行を申し出た。連れて行くかは好きにせよ。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。老軍人を食糧4で譲渡。シェフ効果使用。 |[HP]60|0|6|[FD]82|3|4 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]66|[FD]83|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  今日の探索場所は、昨日歩いている途中で見つけた飛行場……だった。 「お……どっかで会った事無いか?」  先客らしい軍人二人組に声をかけられた。  確かに彼の言うとおり、何か記憶に……。 「あ、ほら、前に拳銃と薬交換したろ!?」  ふと、記憶に上りかけたその時だ。 「君は、その時素顔を見せてたかね?」 「……ぎく」  そう、この事件に巻き込まれて十日ぐらいした時の人だ。  もう一人は……何というか、いるだけで威圧感のある……多分この人の上官。  その大きな体の影に、少女と女性が隠れるようにしていた。  少しばかり似ているし、親子かな? {}  事情を聞けば、彼は脱出の目処が立ったのだと言う。 「地図は見つけたんだが、鍵がアナログでね。無駄に苦労した」  後ろの二人は、彼がここで出会って、一緒に連れ帰る事にしたそうだ。  その一方、上官の方は、ここに残ると……。 「身内もおらん、ここで出来る事をしたくてな」  ヘリに乗れる人員には上限がある。  俺達が(比較的)大所帯であれば他の所へという事でコミュニティへ。  雇い先は割と簡単に見つかった。  お礼に貰った食糧は……シェフに料理して貰うか。  その日の夕方、どこかから飛び立っていくヘリの影を見つける。  あの人達かもしれないな。 ■71Page|70Day|【休息】 |安全そうなホテルを発見。今日はゾンビに襲われることもなく、ゆっくり休めそうだ・・・。HP:+5 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]66|0|8|[FD]83|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]74|[FD]82|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ……今日は朝から珍客がいる。 「ほうほう、神父はお子さんお探しなのかい」  元アンドロイドのあの人です……空き家で寝てたらゾンビが寄って来たと……。  そこまではいいが何故うちに来る(借家だけど)。  ちゃっかりシェフの世話になってるし。  悪い人じゃないけど気が付いたらいるなあ……。  最近高熱で倒れてから、ゾンビの中の”何か”を取り込む体になってしまったとか。 「やっぱりまともなご飯が美味しいよぉ」  ま、悪い人じゃないんだけどな。  それぞれ腹ごしらえもした所で今日も探索に出る。  かなりの遠出になるが、見晴らしの良い場所があるとの事。  渡された地図の場所へ行ってみる。  片道に大分時間を取られたが、なるほど、眺めは確かにいい。  広さも階段の数も相当な物。  客がすし詰めになっていた状態でない限り逃げ遅れる事も無さそうだ。  心配なのは迷子ぐらいか。  今日戻れないかもしれないとは事前に伝えてある。今日はゆっくり休もう……。 ■72Page|71Day|【戦闘】 |「俺にも武器をくれよ」と付きまとう青年。だがいざ戦いになると逃げ出して即食われた! 7のダメージ! 拳銃、ライフル、バット、日本刀ひとつを失う(持っていれば) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]74|7|3|[FD]82|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]70|[FD]84|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ……これを人はデジャヴと呼ぶのだろうか。 「なぁなぁ、何か武器持ってない〜?」 「無い」 「その腰に下げてる……」 「コレしかないからっ!!」 「倉庫の日本刀は〜?」 「アレは借り物! まだ借りてすらいないでしょ!!」  うん、そんなに俺が武器持ちに見えるのか!?  そこはかとなく嫌な予感がしたんだ。  んで、ソイツが騒いでたせいかゾンビ共が寄ってくる。  俺、今度はスリ取られ無いうちに構える。  ソイツ、一目散に逃げ出す。 「ばっ……デタラメに走ったりしたら……!!」  案の定向こうから悲鳴が聞こえて来た。勘弁してくれよぉ……。 ■73Page|72Day|【休息】 |無人の民家を発見。テーブルには綺麗に皿だけが並んでいる。ここで何があったのだろう・・・家主らしき死体をせめて埋めることにした。HP:+4 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]70|0|7|[FD]84|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]77|[FD]83|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ここに来て三ヶ月をとうに過ぎた。  空き家はもはや当たり前のようになってしまっている。  ただ……。 「お亡くなりになったの、いつ頃でしょうねー」  部屋着、装備らしき物は無し。まるで……いや、家主だったのだろう。  長きに渡る籠城の結果か、それとも……。  ゾンビは減らないが人も減らない。  今目の前で一人減った「証」を見つけたが、日の経ったソレではない。  広がってるのか、人が送り込まれてるのか。  家捜しも当たり前になってしまった。  めぼしい物は無いと手ぶらで帰る途中、ふと、食欲をそそる良い匂いが……。  行って見ると見覚えのある人が鉄板の上で手際よく肉を……。 「バーベキューだよー喰ってけー!!」  うん、館で蜘蛛から(神父が)助けた人だ。  後ろに山積みにされているのは多分食糧。  俺と看護婦は顔を見合わせ空き家に戻る。  ガスコンロと鉄板を持って戻ったのは言うまでもない。 ■74Page|73Day|【館発見】 |謎の館(http://shindanmaker.com/245054)から命からがら逃げてきた男に出会う。以後、全データを引き継いで探索してもよい。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]77|0|3|[FD]83|0|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]80|[FD]85|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ……愉悦街の家に、お隣さんが出来た。 「悪ぃ、暫く世話なるわ」  俺達が今朝方、あの『館』から保護してきた男と……。 「んじゃあ、暫くこの街でお世話になるっちゅーことで」 「はい、よろしくお願いします」  元アンドロイドさんの連れだったという女性。  一度は病院へ向かう事も考えた。けれど主な傷は打撲と切り傷。  そのため、借家があるという街へ向かう事になったが、まさかお隣とは。  まあ、一度遠出すると中々戻らないのは判らなくも無いが……。  看護婦が、不安げにこっちを見上げて来た。 「また、数日空けてしまいます?」  武器もある……そろそろ、再突入を考える頃合いではあるのか……。 「ま、アレは半端に囓ると気になるわなー……」 「ぶぅ」  男にそう言われて頬を膨らませる看護婦。  うん、ダメだからね。君だけは絶対。  男の傷は素人の手に負える物だった為、アンドロイドさんの連れが受け持つ事に。 ■75Page|74Day|【アクシデント】 |しつこいゾンビの群れが君を追う! 次に引いたイベントが【戦闘】なら受けるダメージすべてが2倍になる(アイテムなどの効果適用前に計算)。食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]80|0|3|[FD]85|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]83|[FD]84|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ったくどうなってんだ!! 「あっちからもやって来ましたー」  俺達の後を追いかけてくるのはゾンビの群、群、群。  しかも同一人物らしいのが。もう顔と服覚えたぞ俺。 「絶っっ対理性残ってるだろアイツらーっ!!」  前もこんな大群に追われた事あったけかなーぁ!? 「今日どうしましょうかー?」 「街に帰るのは無理っ!!」 「やっぱりそうなりますかー。折角川で汗を流したのに元の木阿弥ですねー」  もう随分と逃げ回ってるのに看護婦はいつもの調子……。  結局安全が確認出来ないまま日が暮れる……撒いたか否かも判断が付かない。  明日、無事に朝日を拝めるだろうか……。 ■76Page|75Day|【休息】 |安全そうなホテルを発見。今日はゾンビに襲われることもなく、ゆっくり休めそうだ・・・。HP:+5 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]83|0|8|[FD]84|3|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]91|[FD]83|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  結局逃げ込んだのはいつか知り合いに教えて貰ったホテル。  連中はまだ外をうろうろしている。  抜け出すスキ、或いは諦めるのを待っていると……リーダーらしきゾンビと目があった。  ソイツはあろう事か……。  グッ。  立てた親指こっち向けてまた素知らぬ顔でその辺をうろつきだした。 「手榴弾投げちゃいますー?」  投げない。勿体ないから投げないけど……何がしたかったんだよお前っ!!  結局連中が帰っていったのは日が暮れてからだった。 「今日は一休みです?」 「ああ、そうなるな……」  アレさえ無ければ館に行く為の準備を色々考えてたのに……。 ■77Page|76Day|【探索】 |食料庫発見! だが重い扉はひとりでは開きそうにない。【同行者】を連れているかフォロワーの助けを得られるなら食糧+7。さもなくば無駄骨に終わって食糧−3。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]91|0|3|[FD]83|0|9 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]94|[FD]92|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  今日は街へ戻る前にホテル内部を少し探索してみる事にする。  半端な数では包囲出来ないほど敷地面積があって、  防火扉などゾンビ避けに出来そうなものもしっかりしている。  映画にありがちな客が全員ゾンビになったとかで無い限りは割と安全なのかもしれない。  その代わり、一匹潜り込んでても気付かないかもしれないが。  何か、せめて食糧でもあればいいかなと調理場へ。  行って見ると幸先良く食料庫に直接繋がっていたらしい扉を見つける。  二人がかりでいかないと行けないぐらい重い扉だったけど。  道中何人かとすれ違う……この広さだとニアミスもしないのか……。 ■78Page|77Day|【探索】 |コンビニを探索。先客に荒らされたのか、棚はほぼ空っぽだが・・・とっておきのお菓子(食糧が0以下になった時、食糧を10に変更する。使い捨て)を得た! 食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 川と食料庫巡回。 |[HP]94|0|3|[FD]92|2|2 |[アイテム1]同行者|看護婦|1日につきHP1回復 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]97|[FD]92|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】日本刀(【戦闘】で受けるダメージ−2) 新薬(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−1) 家】神父 シェフ |1111000--14|  ……思いっきり寝過ごした。  朝には館へ向かうはずが目が覚めてみれば太陽は真上を過ぎた辺りだったとか。  寝過ごしたという事は疲れが溜まっていたのではないかという事で散歩程度の探索に。  行きがけ見かけたコンビニにダメ元で入ってみる。棚の奥のお菓子があった。  食糧事情は安定しているから、誰か必要な人がいないかとコミュニティへ。  神父の家族……息子さんと恐らく近くにいるだろう友人捜しも兼ねて。  そういやうちの生徒にも仲良い二人組がいたなあ……。  看護婦は案の定虎視眈々だが、敢えて見ないフリをする。  今日も広場はいつも通り。薬や武器の売買を求める声が飛び交う。  その一つに、足を止めた。  薬を求める声その物は良くあるのだが……その声がとても弱々しい。  もう少し近づいて見ると、いたのは女の子の二人連れ。  ふらつく視線と姿勢に、ああ、数日まともに食べてないなというのが一目で。  更に、一人にきつく巻かれた包帯を見て、薬を求める理由に納得がいく。  あの様子では対価を払えるかも分からない所だろうと、手にしていた菓子を差し出す。  喜んで受け取って貰えた。看護婦も流石に物欲しげな顔は 「う〜ん、何か番組で見た子だったようなー」  ……また別の事考えてた。 ■79Page|78Day|【探索】 |大量の薬が整然と並ぶ部屋。治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を得た。館内のフォロワー1人も24時間以内にリプライすれば治療薬を得られる。食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]97|0|0|[FD]92|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]97|[FD]89|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】神父 看護婦 澄】シェフ |1111000--24|  さて、改めて館に踏み入ったはいいが……。 「どうしたものかな……」  俺の目の前にずらりと並ぶのは、コミュニティで幾度も見かけたあの薬。  食糧もあるし手榴弾もあるしでこれ以上は持ちきれない。  コミュニティで交渉に持ちかけるにも場所が悪いのか人の気配がまるで無い。  入り口の扉には前回同様赤いツタ。  この部屋も日を置くとまずいかもしれないと思い暫く呼びかけてみるも、返事は無し。  ……仕方がない。  折角ゾンビに鉢合わせずに済んでるのに、こっちから呼んでしまうのもアレだ。  近くの部屋で、熟睡だけはしないよう気をつけつつ眠りにつく。  ……僅かに感じる不安に、つくづく自分は馬鹿だと思う。  脱出だけを考えるなら、こんな所に踏み入るべきでは無いだろうに。  いいじゃないか。何もかも忘れて、逃げ出してしまったって……。 ■80Page|79Day|【アクシデント】 |館を探索する中、ふと猛烈な飢餓感に襲われる君。自分の体に何かが起こっているのか? 館を1度出るまで、翌日から毎日食糧−1(これを複数引いても重複しない)。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]97|0|0|[FD]89|0|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]97|[FD]89|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】神父 看護婦 澄】シェフ |1111000--24|  ……今日食糧の入った鞄と睨めっこする事、数度目。 「減ってる……よな」  今朝、案の定例のツタが絡まりだした部屋を慌てて飛び出し探索すること数時間。  気が付いたら口寂しくなっていた事に気付いたのがついさっき。  前回もあった症状とはいえ、またかと……。  この飢餓感が幻覚なのか、本当に体が必要としてるのかは判らないが……  それでいざというとき戦えなくても困る。  かといって飢え死になど御免被る。  神父には悪いが、一人分なだけまだ気楽かもしれないな……。  薬品庫の薬と食糧を替えられてたら……いや、やめよう意地汚い。 ■81Page|80Day|【出口】 |下水道に繋がる排水溝を発見。不快な脱出路だが贅沢は言えない。以降、ゾンビサバイバルに戻れる(館に再び来た時はもう1度出口を見つけること)。食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) 澄の方で神父家族再会イベ譲って貰う。 |[HP]97|0|0|[FD]89|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]97|[FD]84|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--24|  ……昨日から腹の虫が鳴りやまない。  食料庫の様な場所を期待して探索場所を地下とか下方向に絞る事にする。  こっちはこっちで前に蛇に絡まれたりしてしんどかったけど……。  今鉢合わせたらそのままとっつかまえて蒲焼きに出来そうだ。  幸か不幸か、入った先は空だったけどな。  代わりに水の臭いがする。お世辞にも清潔とは言えない類の、だが。  恐らく下水だろうか。  部屋を調べて見ると予想通り、外の風が下水道から流れ込んで来ていた。  少し調べると、廊下側に出るはしごを見つける。  場所をメモに残して……退路確保、生き延びられそうだ。 ■82Page|81Day|【探索】 |裏庭で館を調査に来たらしい女軍人と遭遇。中の情報と交換(探索度1点を払う)で救急箱(使用者のHPを10点回復。使い捨て)をくれる。いずれにせよ食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]97|0|0|[FD]84|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]97|[FD]80|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--24|  空一面を黒雲が覆って、雨が降る。  折角中庭へ出られたと思ったらこれか……。  適当な軒下で雨をしのいでいると、ぴちゃり、ここからは丁度死角。  物陰から、水の跳ねる音がした。人か? ゾンビか?  場合によっては鞘で応戦する事も視野に入れ、刀は片手で握る。  重量に問題は無い。  この時ばかりは実家でしごかれてて良かったと思う。  ……念のため、鞘で壁を叩いて音を立てる。  こちらからは逃げ込む時盛大に水音を立ててた。  待ち伏せていたゾンビならとっくに気付いている筈。  ガチャリ、音がした。飛び出した先にいたのは……。 「おっと、返事はしたと思ったけど?」  目を丸くして赤十字の箱を盾にしている女性……軍服とベレー帽からして軍人か。  作戦遂行中の格好とは呼べないから、巻き込まれた感じの。 「すいません、前に鎧を着込んだのと鉢合わせてて……」 「へぇ、そんなのがいるんだ……」  ここに踏み込んで日が浅いらしい。  空気感染の可能性、飢餓感、突然口を開く床、諸々の危険を伝えておく。 「参考にと、言いたいけど殆ど防ぎよう無し……良く生きてたわね。情報料、いる?」  勧められたのは救急箱。まだ余裕があるし、手も塞がるので断った。 ■83Page|82Day|【戦闘】 |部屋に水槽? 中身は水でなく何かの培養液か・・・と、中から脅威の再生能力を持つゾンビが! 11のダメージ! バット・日本刀・チェーンソーがあれば探索度:+1。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]97|9|0|[FD]80|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]88|[FD]79|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--25|  夕べは知り合った軍人さんが作ったと言うバリケードの中で過ごした。  下水の事も教えようとしたら…… 「民間人にそこまで世話になっては沽券に関わる」  と、断られたけど。 「もっとも……ただの民間人には見えないけど、ねぇ」  ……うん、君らの指導する場合もある職です。  実家の事知ってるとかそんなじゃないよな? よな?  世が世なら傭兵やっててもおかしくないとか色々言われてる家だけどよぉ……。  結局、不安の種は解消されないまま翌朝からはまた別行動。  取りあえず飢餓を何とかしたいと、今日も懲りずに地下を重点的に探索する。  入った部屋から聞こえてきたのは泡の音。  巨大な水槽の中は、濁っていてよく見えない。  部屋に光源は無いが、廊下は日が差し込んでいるのでドアを開いた状態で固定する。  日差しは水槽まで届き、そこに人型の影が浮かび上がったと思ったその時。  ガシャンッ!! {} 「ちょ、まっ、気持ち悪っ!!」  人型は案の定ゾンビ。大柄、筋骨隆々。  更に割れ損ねたガラスに抉られた肉が目の前でもりもり塞がっていくおまけ付き。  刀を青眼に構える。  こういう輩はバラした上で延髄やれば何とかなるんじゃなかろうか。  ……刀の切れ味と相談だけど。  全身に培養液を纏わせたまま突っ込んでくるソイツをかわしてまず一太刀。  浅くだが綺麗に出来た切り口、勝てない相手ではないと判断。  直ぐに塞がってしまったが、返す刀で骨まで見えた。  ガタイは良いがゾンビらしく体の組織はボロボロらしい。  刀に腐蝕に類する変化無し。行ける。  ……数分後、俺の足下に転がっているそれは腐乱死体と何ら代わりが無い物だった。  いくらゾンビと言えど、ここから起き上がれそうには無い程の。  あのガタイが見て呉れだったのか、最初に再生されるのが表面からだったか……。  どちらにせよ、兵器研究にしては余りに脆すぎる気がしてならない。  ここで何を研究してたんだろうか。 ■84Page|83Day|【探索】 |鍵の壊れた戸棚から日記の断片を発見。『夜、庭で犬を見た。先週くたばった番犬に不気味なほど似てた。それにあの頭……いや、きっと見間違いだ』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]88|0|0|[FD]79|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]88|[FD]75|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--26|  その日のねぐらに選んだのはあの部屋の直ぐ近くにあった、多分警備の詰め所?  ベッド下から戸棚の中まで何も居ないか確認して……戸棚の扉が、ごとりと落ちた。  うーん、まぁ、腐ってても不思議じゃないけど。  一緒に落ちてきたのは瓶に筆記用具に……日記帳?  番犬の世話でもしていたのだろうか、死んだのによく似た犬がいたと……。  あー、うん、間違いなくゾンビ。  平時なら笑い話だが、今となってはな。  ただ、気になるのが最後の一文「それにあの頭……」って。  おい、何でそこで切る。あの頭って……ケルベロスでもいるのかよ……。 ■85Page|84Day|【探索】 |別の階へと続く階段を閉ざす柵。2箇所のハンドルを同時に回す必要があるようだ。同行者がいるかフォロワーの助けを受けられれば探索度+1。いずれにせよ食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]88|0|0|[FD]75|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]88|[FD]70|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--27|  このままでは拉致があかないと、思い切って二階から上を探索範囲にしてみた。  ……して、みようとした。階段の前に柵が降りてた。  動かすらしいハンドルは二つ。間隔はおおよそ2m。  届くわけ無いわな……えーと、退路確認、右、左、後方、ついでに床、オールクリア。  ここからならコミュニティも近いしひょっとしたらと言う事で……。 「すいませーん、誰かいませんかー?」  ゾンビが来た時の為に刀は何時でも抜けるよう準備してたら……。 「ハンドルはまかせろー!」  ……もの凄く、テンションの高い人が来てくれました。 「ばりばりー」  ちょ、待ってー!? 「ばりばりー」  ハンドルは、もの凄く心配な音を立てながらも普通に回ってくれました。  無事上に上れるようになったしお礼を言おうとする。  その人はもうどこかに行ってしまっていた……。助かったけど何だったんだろう。  暫く歩いていると、同じような柵の前で立ち往生している人が居た。  袖触れ合うも多生の縁。当然手伝った。 ■86Page|85Day|【探索】 |病室のような薬臭い部屋。救急箱(使用者のHPを10点回復。使い捨て)を得た! 館内のフォロワー1人も24時間以内にリプライすれば救急箱を得られる。食糧:−3  一個食糧6 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) 救急箱6点で売却。 |[HP]88|0|0|[FD]70|4|6 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]88|[FD]72|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--27|  ……夕べ、寝る前に辺りを探索中奇妙な光景を目にした。  コミュニティの近く、月明かりに照らされた窓に立つ一匹の鼠。  探索に疲れた人に食糧のある部屋の鍵を貸し出します、との事。  もっとも、俺は二階、相手は一階なので行こうとは思わなかったが。  喋る鼠? 何を今更。  今日入った部屋は、何度か警備した事のある病院の倉庫を思わせた。  棚に置いてある箱を見ると、想像通り医療キットその他の山。  今回踏み込んだ時の初日を思い出す。  だが自分で使わない以上誰かの手に渡るようするべきだろう。  コレで誰も来なかったらあの鼠宿に行こうかと思ったが杞憂に終わる。  最初に来たのは、うちの生徒とさほど年の変わらない釣り竿を担いだ少年。  釣り堀の出来る場所があるとの事。有り難い事に食糧との交換を申し出てくれた。  少し悩んだが、飢餓感に勝てずほぼ即決。  次に来た人は……足取りがかなり頼りない。  疲労もダメージも相当らしいので無償で渡す。  治療薬よりもこちらの需要は遙かに高いらしかった。  部屋を後にして、もう少し危機的状況の人がいたかもしれないと思う。  けれどまた別の場所から救急箱発見の声……どうやら大丈夫そうだ。 ■87Page|86Day|【戦闘】 |広い浴室。濁った水の中からゾンビ化した魚が次々飛び出してきた! 6のダメージ、さらに6のダメージ!(アイテムの効果や使用回数はそれぞれ別々に適用せよ) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]88|8|0|[FD]72|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]80|[FD]71|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--27| 「ま、期待はしてなかったけど」  俺が今いるのは大浴場。  人が数人所か魚が泳いでいても不思議じゃないほど豪勢な奴。  とはいえ、今は苔だか薬品だかで、底が見えない程の緑色だが。  もっとも、時に空気感染するような場所の水を使う気など更々無い。  溢れた水が、爪先を濡らす。  ……ちゃぽん。  向こうへ抜けようとした時に、背後から水漏れにしては大きな音。  ……ざぶん。  ああ、やっぱりか。刀に手を掛ける。足を滑らせる事にだけは気をつけて……。 「シャギャーッ!!」  来たっ!!  飛びかかってきた魚一匹目を切り払って走る。  二匹目が脇を掠める。  ちらと見えた赤い影、靡くヒレ。 {} 「ちょ、おいっ、浴槽で金魚飼ってんじゃねーっ!!」  ぬめる足場のお陰で思うように走れない。  体当たりしてくるのを刀と腕とで叩き落とす。  うち一発はわざとくらって浴槽に叩き落とした。  刃物みたいなヒレで刻まれるよりは幾らかマシ!! 「そらそらどけどけ!!」  段々調子が掴めて来て、飛び込んできた奴を両断とかしてみたりする。  頭使わない分楽かも知れないなと思い始めた頃に出口到着。  振り返れば床をビチビチ跳ねて戻ろうとするお化け金魚と、その刺身数枚。  シュールと言うか何というか……。  ……昨日の少年から、釣り竿借りて見ても良かったかなあ、とか。 ■88Page|87Day|【戦闘】 |部屋に水槽? 中身は水でなく何かの培養液か・・・と、中から脅威の再生能力を持つゾンビが! 11のダメージ! バット・日本刀・チェーンソーがあれば探索度:+1。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]80|9|0|[FD]71|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]70|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111000--28|  二度目の館潜入から十日目……。  情報らしい情報はあるが、決定打と言えるような物がない……。  判っている事と言えば、この館の主が『抗体』を求めて事を起こしたという事。  そして、どうやら自分がその『素体』に適した体質らしいという事。  ……俺は何をしてるんだろう。  ただ逃げ延びて終わりたくない。  些末な意地だが、半端に踏み込んでしまって引き返せない。  とにかく情報が欲しい。願わくば、現状の打開に繋がるかもしれない何かを。  これだけ広い館だ。  他の探索者にあたれば別の情報を持っているかもしれないと、コミュへ……。  衝撃は突然だった。正に前触れ無し。 「……っ!?」  横殴りに打ち付けてくる瓦礫の破片をモロに喰らって広い廊下の反対側まで吹っ飛ぶ。  何とか受け身を取って見りゃ、一昨日のデカ物が立ち上がってこっち見てやんの。 「なるほど、腐ってもゾンビでしたってか!」  刀を構え、出方を伺う。昨日から学習とかされてたら厄介だ。  二日経ってる割りに全身ぬめってる所を見ると、培養液を浴び治したか?  ……そういやあの色、治療薬だったりとかしないよな。  まぁ、いいか。 「斬り捨ててやればいい分、こっちの方が気は楽だ」 ■89Page|88Day|【休息】 |館内のものを利用して簡易トラップの製作に成功! 館内で次に引く【戦闘】ではあらゆるダメージを受けない(館内のフォロワー1人もこの効果を受けてよい)。食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)電子ロックのドア教えて貰う。 トラップ保持。 |[HP]71|0|0|[FD]70|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]66|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--28|  デカ物ゾンビを相手にした翌朝、待っていたのは全身の微かな痛みだった。 「……流石に、ちょっと無理しすぎたか」  一撃貰ったらキツイとは判っていたが、あの不意打ちはかなり痛かった。  今度こそ微塵切りにして水槽にも近寄れないようしたから、もう出ない……。  と、思いたい。  ねぐらに選んだのは資材その他が散乱している倉庫。  ゾンビが入った気配は無いが、埃を殆ど被ってない所を見ると先客はいたらしい。  戦闘の跡もないので安全と判断して……今日は流石に行動を控える。  これだけ資材がごろごろ有れば何か、例えばトラップとか作れそうだな。  木材、テグス、鋸、ロープ……どうしようか考えている時に扉の外を人が横切る足音。  外を覗いた時にはもう影も形も無かったが。  それが誰か判ったのは簡易トラップを組み終わった後。  以前に救急箱を譲った釣り竿の少年だった。  真新しい傷については……敢えて触れない。 {}  しかしこの館を物怖じも無く走り回れる辺り、ここに来て長いのではないだろうか。  思い切って何か情報は無いかと切り出すと、彼は一言「ここに行けば判る」と。  案内された場所は、電子ロックの掛けられた鋼の扉。  鍵は自分で探すしかないとの事だった。  それ以上は何も告げず、何も聞かず。  お互い反対方向へ……ちらりと振り返ると少年は迷い泣く走り去っていく。  けれど俺は、一度だけその扉を振り返った。  恐らく、決定的な希望ではないのだろう。  その真実とやらは、自らの手で掴んで初めて微笑む類の物なのだろうか……。 ■90Page|89Day|【アクシデント】 |暗い廊下を進む君の前後で落下音。檻に閉じ込められた! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられなければ、脱出に時間がかかり食糧:−10。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)トラップ保持。 |[HP]71|0|0|[FD]66|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]65|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--28|  流石に1日間を開けると体の痛みは大分引いていた。  昨日作ったトラップは耐久性度外視だが持ち運びは一応出来るように。  状況しだいじゃ設置間際にもう一手間いけるか。  武器にもならない長物を担いで行くのは薄暗い廊下。  壁ぶっ壊してやってくるとかで無ければと思っていたら……。  ガッシャーンと……って、はい?  前方に鉄格子。後方に鉄格子。状況、閉じこめられたって……待て。  トラップ持ってトラップに掛かるとか何この間抜け!?  焦るより先に通りすがりの人が解除スイッチ押してくれて事無きを得たけど……。  なんだかなあ……とほほ。  せめてお礼をと思って、解除スイッチがあっただろう方向を見る。 「……ウサ?」  そこには、兎の着ぐるみを着た男がいました。着ぐるみ。  中年と言ってもいいかもしれない。いや、もう何があっても驚かない。  驚かない……出オチ意外は。 ■91Page|90Day|【探索】 |焼けた書類に紛れたノートの断片を発見。『必要なものは素体だ。負傷にも餓えにも強く、感染に十日は耐えられる体質を持ち、そして強運の持ち主』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)トラップ保持。 |[HP]71|0|0|[FD]65|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]61|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--29|  真相の扉を開く指輪を探し、比較的豪勢な……家の主人がいそうな部屋を探してみる。  そうして辿り着いたのは、何とも懐かしい部屋だった。 「……あの時も、この状態だったよなあ」  腹の空き具合も手伝って、ホント懐かしいと言いますか。  などと懐かしんでいたら、あの時よろしくまた腹が減ってきた。  出口は見つけてある、退路がある、だから大丈夫……。 「同じ情報ばかり見つけても仕方ないんだよなあ」  こんな事ならあの女性軍人ともうちょっと情報交換するべきだったかな……。 ■92Page|91Day|【探索】 |屋敷の中にはいくつも肖像画がかかっている。いずれも幸せそうな家族の姿だ・・・知的な白衣の男性、妻らしき女性、そして男の子と女の子。探索度:+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)トラップ保持。 |[HP]71|0|0|[FD]61|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]57|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210|  ……どうやら、いよいよ本格的に迷子になって来たらしい。  と、言いますか……。 「この廊下、前回来たよな……」  家族の肖像画。この男の子が恐らく感染者。  奥さんと娘さんはどうしたのだろうか。  無事に逃げ延びたのか、それとも……。  肖像画の指輪が目に付く……まさかな。 ■93Page|92Day|【戦闘】 |温室で、巨大なゾンビ化植物に遭遇! 酸の消化液と伸びるツタが迫る! 7のダメージ、さらに7のダメージ!(アイテムの効果や使用回数はそれぞれ別々に適用せよ) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)トラップ使用。 |[HP]71|0|0|[FD]57|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]56|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210|  今日足を踏み入れた先は温室だった。温帯植物用なのか正直蒸し暑い。  しかし、この状況でも光合成だけは忘れてないらしく、澄んだ空気を満喫していた。  ……だから足下に絡みつく物に、引き倒されるまで気付かなかった。  罠ですらない、完全な不注意。  静かな空気が一転、それぞれ蛇ぐらいの太さのあるツタが全身絡みついて来る。  刀で応戦するにも数が多い。  地べたに這い蹲るのだけは辛うじて防いでいた時に、ソレを見た。  丸太ぐらいはある一本。  その先から雫が滴り落ちると、そこにあった草が白い煙を上げて溶けていく。  ……やばい。見るからにヤバイ、露骨にヤバイ。色んな意味でヤバイ。  ソイツがいざ飛びかからんと鎌首を持ち上げる。  その時、俺の手にあったのは、設置式トラップのスタンド……。 「てりゃああああああああああーっ!!」  まぁ、正直具体的にどうやって切り抜けたか覚えてない。  ああいうのはでかくて太い奴が大体メインと言うか急所というか、そんな所だろう。  温室を飛び出した俺の手にあったのは、トラップのスタンド……  に、なるはずだった、先端から変な煙上げてる棒きれだけだった。  ……刀? 大急ぎで回収しに走りましたとも。 ■94Page|93Day|【アクシデント】 |暗い廊下を進む君の前後で落下音。檻に閉じ込められた! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられなければ、脱出に時間がかかり食糧:−10。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)援護貰える。 |[HP]71|0|0|[FD]56|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]55|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210|  こればっかりは、天井見て歩くわけにもいかないしなあ……。  目の前には鉄格子。はい、また引っかかりましたよと。  解除スイッチはかなり先。昨日のアレがあれば伸ばして届いたかもなあ……。  と、言うわけで日本刀でその代わりにならないかと四苦八苦。  届きそうで届かない微妙な距離。  いっそ鞘で距離を稼ぐか? いやそれですっぽ抜けたりしたら目も当てられない。  流石にどうしようと悩んでいた頃、廊下の向こう、黒髪を靡かせて通り過ぎる人の影。  こっちに気付いたのは後からやって来た、ライフルを担いだもう一人。  その人に気付いて貰えて今回は事無きを得た。  でも、同じ罠に二度も引っかかるなんてなあ……。  ああ、そういや前回もでっかい口に食われそうになってたっけ。  やっぱり似たような場所をうろつちゃってたりするんだろうか……。 ■95Page|94Day|【探索】 |カビくさい物置の隅でノートの断片を発見。『なんということだ。すでに世界規模で発症が始まっている。あれはずっと人類の中に潜伏していたのだ』探索度+1、食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) |[HP]71|0|0|[FD]55|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|手榴弾|【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て |[HP]71|[FD]50|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  上の方を気にしつつ、少しばかり古くさい廊下を抜けた先に物置があった。  もしかしたら先日のような簡易罠を作れないかと期待したが……。 「資材と言うか、資料室だな……」  この大量の紙の山を罠に変えるのは、流石に無理、かな。  紙束の他、ノートらしき物もある。 「……真実、か……」  開かなきゃ良かったと後悔した。  世界規模で発祥、ずっと人類の中で潜伏……何だよこれ……。  耐えられる人間は治療薬で何とかなる。でも、それはつまり逆もまたしかり……。  アレが空気感染するというのは身をもって実証済みだし……。  感染に耐えられない人間は、発祥したら即ゾンビ化も十分考えられる。  抗体か……なるほど、どんな手を使ってでも欲しかったろう。  現状が故意か事故か判らないが、今生きてる人間からソレが見つかれば……。  だからと言って、モルモットも御免だわな。ソレと別に問題もあるし。 「腹、減ったなぁ……」  幸い怪我とかは殆ど無い。こないだのデカ物に喰らった所も今はもう痛まない。  手元にあるのは刀と、ろくに使っていない手榴弾。  身軽になれば、周囲の人間の橋渡しも出来るだろうか。 「飯貰ってか?」  ま、武士は喰わねどなんて言う気は無いけどさ。 ■96Page|95Day|【探索】 |奇妙な機材だらけの手術室めいた部屋で、レポートの断片を発見。『身体機械化による抗ZV実験/有効性確認できず/データ収集用への転用を検討』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1) 手榴弾食糧7で売却。 |[HP]71|0|0|[FD]50|4|7 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]71|[FD]53|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  資料室の隣にあったのは手術室だった。  血糊とかそんなのがべったりしてないだけまだマシか。  先客が居たのか、綺麗に整えられた紙片の一枚を拾う。 「抗ZV実験」……ZV、「Zombie virus」って所か。  で、機械化ねえ……人体実験はやはりしていたという事か。  物が物だけに手段を選ばなくなったって所か。  ひょっとしてフランケンシュタインみたいなゾンビとかいたりするのか?  ……あの培養液漬けのゾンビもやはり「抗ZV実験」の一環だったんだろうか。  ゾンビ治療薬に再生医療研究の側面もあるし考えられなくも無いが……。  空きっ腹での思考には、ちょっと限界があった。  コミュニティで手榴弾を売り払う事にする。  適正価格?とか判らなかったけど引き取り手は無事に見つかった。  思えば拾ってから二ヶ月以上使って無いんだよな……。  外に出て、いざとなったら俺が体張るか。 ■97Page|96Day|【アクシデント】 |館をさまよう君の体がズキズキ痛む。何かに内より蝕まれるような苦痛、これは一体・・・? 館を1度出るまで、翌日から毎日HP−1(これを複数引いても重複しない)。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]71|0|0|[FD]53|1|1 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]71|[FD]53|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  廊下を歩いている途中、何かが低く唸るような音が聞こえてきた。  ゾンビのにしては嫌に規則的な……近づくにつれそれがモーター音と判る。  走った先にいたのは以前鉄格子から助けてくれた人だった。その手前にいるのは……。 「何アレ……」  一瞬目を疑った。  右腕から鎌を生やした奴と左から槍生やしたゾンビ。 「辛うじて人型なら何でもゾンビだな……」  ぼやきつつも刀を抜いて出る。  ゾンビ二体とそれをチェーンソーで牽制中の女性は気付かない。  代わりに、距離を取りあぐねていたスナイパーと目が会う。良し……! {}  女性とゾンビの距離が大きく開いた所で槍ゾンビの足を一閃。  切断には至らず引き倒した格好になった。  巻き込まれた鎌ゾンビの腕をスナイパーが射貫いて追撃を受ける事無く離脱に成功。  お互い無事を確認して別れたんだけど……。 「……あれ……?」  体が、ズキリと痛む。  追撃を受けてないのはさっき確かめたのに……以前の負傷か?  昨日の手術室の近くにあった鏡で確かめてみる事に。  前のデカ物にやられた傷が悪化した、と言う気配はない。  してたらもっと酷いはずだ。痛みは鈍く、広い。  この館で疑問を浮かべる事自体が愚問だろうか。 ■98Page|97Day|【戦闘】 |無人の部屋を薄ぼんやりと照らしていたランプが突如消え、闇の中ゾンビが迫る! 9のダメージ!(この戦闘では拳銃、ライフル、ショットガンの効果無効)食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 日本刀貸し出して日記と看護婦かり。 返却時探索度1点譲渡予定。 |[HP]71|8|1|[FD]53|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]64|[FD]49|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+1(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−2) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  寝床に選んだ部屋の、扉が微かに軋む音がした。  昨日から体の痛みは結局引かず、しかしそれが幸いしたのかもしれない。 「しゃあねえか……」  夜明け前。部屋に張ったバリケードの中は狭い。  刀は抜かず、サバイバルナイフと杖の併用という形になる。 「……一体じゃ無いな」  隙間から伺うも暗がりで細部まで見えない。寝ぼけてはいないと思うが……。 「ただのゾンビで、ありますように」  鎌や槍は見えないし、甲冑の音でも無い。隠し球への注意だけ。  ……奴らは下を向かない。  足下へ滑り込み、下から脇腹を狙って鞘で一撃。  吹っ飛んだソイツは相当腐っていたのか後続にぶつかってべちゃりと潰れる。  そしてその残骸をまとわりつかせたまま後続の一体にしがみつかれる。  牙を剥くソイツより半ば液状化した残骸の方がキツイ。  キツイはキツイがビビってもいられない。  膝とナイフのグリップで挟み込むように首を打ちつける。  コイツも相当に腐っていたようで首がごろりともげた。  残った残骸も起き上がらないよう念入りに潰す。  ついでに埃臭すぎてシーツに使えなかった布で念入りに拭く。  残ったのは僅かな染みと強烈な腐臭だけだった。 {}  で……更に悲惨な事になっているのが俺の衣類。  下着にまで被害は及んで無かったのが不幸中の幸いと言うか……。  コミュニティにもちょっと行きづらいと思ったが、つい近くまで寄ってしまう。  そこで、ちゃぽん、と水音がした。  思い出したのは浴室の魚ゾンビだったが、遠目にしなる釣り竿が見える。  遮蔽物があるため釣り人の姿は見えなかったが。  なるほど、ああやって食糧を確保しているわけか……。  魚や微生物が生きていれば自然の浄水作用が働く、か。  ねぐらにしていた部屋から水を汲める物を探して、服についた汚れを軽く落とす。  本音を言えば綺麗に洗って干したいがここは言わば敵地、贅沢は言えない。  ここを出たらしっかり洗おう……。{}  服の汚れを落として再び館内へ。  コミュニティから離れればあっという間に静まり返る館。  それでも、耳を澄ませれば戦闘の音ぐらいは割と聞こえてくるものだ。  今出会った二人もそんな経緯だ。  手に本を持った(声でやっと性別の判った)男性と看護婦の二人連れ。  舌の長い肥満体ゾンビにはちょっと怯んだが。もはやゾンビと呼べるのか、アレ?  彼の手にしていた本は白紙の日記帳、ここで拾った物らしい。  ご丁寧にペンもついていたので情報交換に入る……何を書こうか……。  人間に有効な抗体は人間からのみ、感染の耐性は体質。  抗ZV実験……世界規模で……これはみだりに口外するとちょっとやばいな。  情報料ついでに、連れの看護婦に傷の手当てを受けた。  どうも彼の傷は治りが悪い状態にあるらしい。  やはり原因は不明。翌日、お互いの無事を祈って別れた。 ■99Page|98Day|【戦闘】 |地下室で、鎖に繋がれたゾンビたちを目撃。中の一体が拘束された手を引きちぎり襲ってくる、9(フォロワーの助けを受けられれば7)のダメージ! 食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 日記と看護婦返却、探索度1点譲渡。糧5受け取り。 日本刀返却。 |[HP]64|6|0|[FD]49|3|5 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]58|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211| 「流石に、コレばかりは狂気の沙汰、か……」  階段を下りた先に居たのは、鎖に繋がれた数体のゾンビ達だった。  生者を認め、鎖を余所に食らいつこうとする亡者の群。その姿は、哀れに見えた。 「トチ狂う気持ちも解らなく無いけどな……」  服も体格も全くのバラバラ。  どんな経緯で連れてこられ、どんな経緯で繋がれたのか。  まるで獣のような扱い、生きてる内からとは思いたくない。  そして、その場で少しでも情報を拾おうとしている自分。  長らくの拘束、長らくの腐敗……。  うち一体が腕を引きちぎってきたのはそれだけじゃないだろう。  タダのゾンビだ。大した相手じゃない。あっさりと斬り捨てる。だけど……。  古くなった枷はあっさり斬れた。解放されたゾンビは首を貫けば活動を停止する。  それを何度も繰り返し……綺麗に並べてやった。  今更綺麗も汚いも無いだろう。  本当は、荼毘に付せればいいんだけどな。 ■100Page|99Day|【戦闘】 |右腕が巨大な鎌めいたゾンビと、左腕が槍と化したゾンビが同時に襲う! 8のダメージ、さらに8のダメージ!(アイテムの効果や使用回数はそれぞれ別々に適用せよ) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1)  チェーンソー&スナイパーの援護いただいて3+1=4に。 |[HP]58|5|0|[FD]51|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]53|[FD]50|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  しんと静まり返った広く長い廊下。今日は戦闘音も殆ど聞こえないぐらい静かだ。  こういう時こそ油断はできないものだが……。 「おいでなすった」  廊下の向こうから見える大鎌を携えた……否、鎌状の腕をもつゾンビ。  距離はある、刀を構える。その時、背後からまた別な足音。 「んな頭あるなら、もうちょっとやる事あるだろうに」  ちらりと後ろを見ると槍のような腕をしたゾンビ。  連中にも知性は残ってる事は解っていたが……ここまでやるか?  背中を嫌な汗が伝う、前後のゾンビが身を屈める。  信じたくないし直視したくない現実なんですけど。  その腐った体で俊敏に飛びかかってきた二匹の攻撃を辛うじてかわす。  この時ばかりは実家で耐え抜いたしごきに感謝!!  槍による刺し傷を警戒していたら大鎌に捕まってぶっ飛ばされた。  刃のじゃなくてよかったー!!  ……と言っても広い廊下で挟み込む余裕は十分にある。 {}  また逃げ場を塞がれる。  そう思った時、回り込もうとしていた槍ゾンビの体が大きく揺れた。  続いて聞こえて来たモーター音。  鎌ゾンビが背後から袈裟斬りに裂かれて文字通り崩れ落ちる。 「こないだのお礼です!!」  飛び込んできたのはこの間コイツらに襲われてた人。  前回とは、丁度逆の形になったわけだ。  聞けば俺が助けに入る以前も遭遇した事があるとの事。  なのでまた起き上がらないよう念入りに『処理』しておく。  念入りに……。しかしこの槍とか鎌とかどうなってるんだ?  ちょっと刀や爪先で突いてみた。骨かなやっぱ? ■101Page|100Day|【戦闘】 |廊下の甲冑が動き出し襲い来る。中身はゾンビだ、攻撃が弾かれる! 13のダメージ!(この戦闘ではライフル・日本刀・同行者以外のアイテムの効果無効)。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]53|12|0|[FD]50|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]41|[FD]47|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  響いてくるのは金属質の足音。ぎこちない動きで迫ってくる甲冑。  ……前回はコイツ相手にした後撤退を決めたっけか。 「先に行くにはやるしかないってか……」  槍ゾンビよろしくハルバードとか持ってたらやばかったかもだが、幸い素手。  上手く関節をやれるかという所か。って…… 「多っ!?」  がっしょんがっしょんうじゃうじゃいるしーっ!!  何コレ、前回もこんなもん!?  それとも何だかんだで神父と二人がかりだったから!?  何とか突破はした……。  休める場所を見つけて確認するとそこら中青痣だらけになってましたっていう……。 ■102Page|101Day|【探索】 |別の階へと続く階段を閉ざす柵。2箇所のハンドルを同時に回す必要があるようだ。同行者がいるかフォロワーの助けを受けられれば探索度+1。いずれにせよ食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 頂いた救急箱使用。交換仲介で食糧+3 |[HP]41|1|10|[FD]47|5|3 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]50|[FD]45|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  鎧ゾンビを押し切って進んだ先にあったのは、何時か見たような柵とハンドル。 「どうしたものかな……」  体の痛みは相変わらずだけど、次来た時出口を確保出来るかは判らないし……。 「ハンドルならまかせろー!」  って、出会う人まで何時かと一緒かよ!?と、思ったら……。 「あと、そこで見つけたんですけどこれ要ります?」  その人の手に救急箱が! 厚意には甘える事に。  ハンドルを手伝って貰おうか迷っている間に行ってしまった。ならばと一時保留。  仲介業が出来る相手を見つけたので救急箱の中身は使ってしまった。  体力食糧共に補給が聞いたのは大きい。  さて……ハンドルはどうしようか。  悩んでいると、あの黒髪の女性とスナイパーの二人組に手伝って貰った。  ただ、彼女の顔色が悪い。こんな事ならとっておくんだったか……。 ■103Page|102Day|【探索】 |暖炉の灰の中からノートの断片を発見。『息子から取り出して培養したものはすぐにこの街を覆うだろう。そして地獄が希望を生む土壌となるのだ』探索度+1、食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]50|1|0|[FD]45|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]49|[FD]40|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--213| 「地獄が希望を生む……ねえ。巻き込まれた方はたまったもんじゃないな……」  暖炉のある豪華な部屋、そのテーブルの上にそれは纏められていた。  煤まみれで他の部分は焼けこげていて読めない。  決断した上で投げ込んだのか、思い当たって、恐ろしさで投げ込んだのか。 「……どちらにせよ、哀れと言う他無いな」  苦悩のまま朽ちたか、どこかでトチ狂ったか。  他にマシな方法は見つけられなかったのか。  危機感より好奇心の方が勝り始めてる俺も大概だが。 ■104Page|103Day|【探索】 |鍵の壊れた戸棚から日記の断片を発見。『夜、庭で犬を見た。先週くたばった番犬に不気味なほど似てた。それにあの頭……いや、きっと見間違いだ』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 探索度3点食糧6で売却 |[HP]49|1|0|[FD]40|4|6 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]48|[FD]42|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211| 「……またここですかい」  どうやらぐるりと一回りしてきてしまったらしい。  何時になったらあの扉開けられるんだ。  と言うかちゃんとまた行けるよな、あそこ。体の痛みとは別に頭痛を覚える。  そこへ、聞き覚えのある声がした。  ちらりと見ると、ああ、「ばりばりー」の人。  彼に案内されて来たのは応接間。  ペンからメモから……ソファの上に女の子。  ああ、初対面の時より落ち着いているのはこの子の為か。  で、持ち出されたのは探索殿取引。  引き替えに救急箱をくれる人もいるしと、随分多く貰ってしまった。 ■105Page|104Day|【出口】 |下水道に繋がる排水溝を発見。不快な脱出路だが贅沢は言えない。以降、ゾンビサバイバルに戻れる(館に再び来た時はもう1度出口を見つけること)。食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 交換仲介で食糧2 |[HP]48|1|0|[FD]42|5|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]47|[FD]39|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211| 「うーん……」  俺の足下を流れる汚水。そこに差し込む外の光。  どうも、また下水道に迷い込んでしまったらしく……。  同じ所だが違う入り口と言った所か。  体調と食糧の残りを考えるならそろそろ撤退を考えるべき頃合いではある……。  取りあえず、この入り口は覚えておく。  ……今日も少しばかり仕事をする。  鎧ゾンビに絡まれていた人への救援、別件でスナイパーと共に周囲の警戒。  報酬は幾ばくかの食糧だが……。さて、どうしたものかな。  もう1日粘れそうな気もするし、大事を取った方がいい気もするし。  もう1日、もう1日だけ……。  今回は運び屋のような事もしてたから、人と関わる機会が多かった。  いや……俺もみんなに心配かけてる立場か。  日数を数えてみる。もうすぐ30日……。 「は、はははは……」 ■106Page|105Day|【戦闘】 |夜の花壇に舞う青いゾンビ蝶の群れ! しかもその鱗粉には同士討ちを誘う幻覚毒が! 8のダメージ! 同行者がいる場合この戦闘ではその効果を受けられず、ダメージ+7! |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]47|7|0|[FD]39|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]40|[FD]38|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  目が覚めたのは、まだ夜も明けきらぬ頃だった。  寝直す、等という呑気な事を許してくれる環境でも無いので行動を始める。 「夜は晴れてるんだな」  月明かりの差し込む中庭に、ちらほらと舞う青い光。 「蝶……?」  闇にほんのり青く光る綺麗だと思った。本当にただそれだけ……。 「……っ」  いけない、すっかり魅入ってしまった。  気が付けば蝶は此方にまとわりつくように飛んできている。  植物でさえああだ。蝶とて油断は出来ないか……。  ……ええ手遅れでしたとも。 「流石に、ここで背後取られるわけにはねっ!!」  背後に居たゾンビを一閃…… 「え……」  そのゾンビの顔は、見知った人の物だった……。  ダメだ、まだ来る。気付けば群がっていたゾンビの群を一閃。  こんなになるまで気付かなかった?  でも今の、護身術教室で一番手の掛かった子じゃ……。 「違う……違う!!」  頭が痛む、ゾンビ化? いや、それとも違……。 {}  青い蝶がちらちらと舞う、くそ、コイツらが原因か!  刀を振るった先、いたのはナース服の……。 「くっ……!!」  早く、早くここを離れて出来れば水を被るぐらい出来ないと!  当てにならない視覚を巡らせて出口を探す、  その時、銃と防弾チョッキとで武装した……。  母と祖母。 「ちょ、無理ーっ!!」  無理無理無理無理無理無理っ!!  これは幻覚と判ってても無理だからーっ!!  何か色々躓いたりして結局窓から(頭から)滑り込む形で館内に戻るハメに。  幸い、幻覚その物は日が昇る頃には抜けたとはいえ……。 「キツイ、精神的にキツイよこれ……」 ■107Page|106Day|【アクシデント】 |部屋に仕掛けられた落とし穴に落ちた! 8のダメージ! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられなければ、脱出に手間取り食糧:−8。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 救急箱貰ってHP+10 倒れる方から食糧50頂く……対ZV銃預かる |[HP]40|9|10|[FD]38|1|50 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]武器|対ZV銃(預かり物)|ゾンビとついた【戦闘】で受けるダメージ−4 |[HP]41|[FD]87|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211| 「助かりました……」  落とし穴に落ちた。  檻とか気にしてると今度こっちだって判りきってた事じゃないか。  しかも……もうばりばりーの人でいいか。  その人に救急箱を貰って軽く手当してもらったという……。  気を取り直して歩いていると、廊下の壁にもたれる、見知った顔。  ハンドルの仕掛けで見かけてから、以前に何度か会った人だった。  駆け寄ってみると、傷が深い。少なくとも、応急処置に限界がある程度には。  あの時手当をしてくれた看護婦はいない……聞かない方がいいのか。  かける言葉に迷う俺に、押しつけられる食糧と、奇妙な形の銃。 「少しの間銃を預かってください。これはその預け賃です。後日、取りにいきますから」 「え、ちょ、おいっ!!」 「頼みます」  決して走れる傷で無く、俺も走れない程では無いというのに。  その人は、あっという間に奥へと消えてしまった。 「後日……って……」 ■108Page|107Day|【探索】 |館の調査に来たという重武装の無口な軍人と遭遇。情報(探索度2)か食糧20を渡せば蘇生キット(使い捨て、使用者のHP20回復)をくれる。いずれにせよ食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 刀を傭兵団に一時預けて蘇生キット使用。預かり料5 探索度−2。対ZV銃預かり中。 |[HP]41|1|20|[FD]87|9|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]武器|対ZV銃(預かり物)|ゾンビとついた【戦闘】で受けるダメージ−4 |[HP]60|[FD]78|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--29|  バックパックには溢れんばかりの食糧。  すぐ来ると言った以上、信じて待つ他無いんだろうな。  幸い、滞在するのに食糧は困らない。後は細々と負った打撲その他。  そして、俺の横にいるのは重武装した若い軍人。 「……そうか、部下が世話になった。礼を言う」  聞けば、二度目の突入間もなく出会った女性軍人と同じ所属との事。  あろう事か、物音を警戒して刀を構えたら鉢合わせと言うのまで同じ。  出会い頭、軽く打ち合いしたけど。  彼の手には医療キットがある。突入の為に大量にかき集めて来たのだと言う。  あと、彼女の上司だそうな。 {}  んで、看て貰った所……そこかしこ内出血してると。 「いだたたたたっ!」  あ、眉潜められた。  稽古と言うか訓練受けてるつっても素人みたいなもんですから。 「……手当しよう。放置しては寝覚めが悪い」  そのままドナドナされました。ドナドナ。  連れて行かれた先に武装した男が一人。 「この辺りはまだクリアか?」 「ん、ああ」 「少し使わせて貰うぞ」  で、俺のバックパックから勝手に食糧持ち出して渡してるし。  いや……この館で安全地帯を確保する事の困難さ解ってるけど。 「明日は無理を控える事だな」 「はい……」  今日はゆっくり休ませて貰いました。 ■109Page|108Day|【戦闘】 |雷鳴が轟き、全身に機械を移植された巨大ゾンビが実験台から起き上がりあなたを襲う! 12のダメージ! フォロワーの助けを得られれば探索度+1。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 対ZV銃返却。援護+スナイパーレンタル。 |[HP]60|7|0|[FD]78|3|1 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]53|[FD]76|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210| 「レーヴェ、約束どおり銃をもらいにきました」  あれから丸二日……俺に銃を預けたその人は、本当に戻ってきた。 「ありがとう、助かりました。貴方もご壮健そうで」 「あ、ああ……」  あの時の負傷とか、何事も無かったかのように。  いや、傷はまだ判る、服とかまで……。  言われるままに銃を返して別れたんだが……。 「まさか、私は三人目とか言わないよな……」  気を取り直して探索再開。見つけたのは手術台のある部屋。  ただし、今度のはその上に献体のある……つまりゾンビ。 「……でかいな」  体格の良い人間を選んだ、では説明がつかない程。  その時、閃光が部屋を包む、轟音が響く、機械類から妙な音。 「ま、まさか……」  そう、そのまさか。巨大なゾンビがフランケンよろしく俺を見下ろして……。 「ちょっと待てーっ!!」  当然の如く俺を標的にしてきましたよええ。  殴られたら死ねそうなので流石に逃げる。{}  辺り構わず壊して追いかける。  何度か擦れ違い様に斬りつけてはみたものの効果が薄い。  と言うか筋肉と機械類が見事に噛み合っていて有効打にならず。  流石にもうだめかと思った時だ。 「伏せろ!!」  目の前に見覚えのあるスナイパー。殆ど反射で伏せる。銃声が派手に響く。  ……顔を上げると、上手い具合に機械部分をショートさせたフランケンさん。  助けてくれたのはチェーンソーを持った黒髪の女性とその相棒のスナイパーだった。  さて……この巨体、どうしようか。 ■110Page|109Day|【探索】 |極限状況は人を成長させる。君のHPを+9するか、同行者1人の効果を「【戦闘】で受けるダメージ−4(最低1点は受ける)」に変更してもよい。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]53|1|9|[FD]76|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]61|[FD]73|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210|  流石に昨日全力疾走したせいか……少し疲れを感じる。 「人間、本当に疲れすぎると何も感じなくなる物だ」  で、一昨日出会ったあの軍人さんにまた世話になってる。  周辺を確保する手伝いと、場所代を支払って。 「“今日の野営地は決まりましたか?”か……思い切ったな」  そう、頭下げて頼んだんじゃない。交換条件として切り出した。  相手がNOと言えばはいソレまでよってね。 「ま、こんな場所に一月近く一人でいましたらね」  ……顔見知り相手にかなりドキマギしてるからそうそうやらないけど。 「戦場は、人を変えてしまうな……」 ■111Page|110Day|【探索】 |荒れ果てた寝室でノートの断片を発見。『息子の治療に進展なし、自我を保つのも困難。おそらく私の息子は人類最初の感染者だ。急がねばならない』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]61|1|0|[FD]73|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]60|[FD]69|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  順番が前後したな……。  コレまでのメモを考えるとあっという間にゾンビ化したわけじゃないんだよな。  息子さんは耐えられる体質だったのか、処置が良かったのか……。 「最初の感染者か……」  ただの病気でもコレは恐いよな。  さ、今日も仕事だ。  ……この館、広い広いと思ったがバイクで駆け回る人がいるとは思わなかった。  巨体とかわんさかいるここではアドバンテージが薄いのか傷だらけだったが。  無事を祈る他ないか。 ■112Page|111Day|【探索】 |荒れ果てた中庭の隅で日記の断片を発見。『どうも妙だ。日増しにキツくなるあのにおい。それに毎日地下に運び込まれる袋の中身はなんなんだ?』探索度+1、食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]60|1|0|[FD]69|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]59|[FD]64|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  ……これ、あの犬の事書いていた警備の人の字か?  まーった同じ場所をぐるぐる廻ってる気がしてならない。  とはいえ……臭いか……ゾンビのそれか、やはり。  で、地下に運び込まれる……あんまり深く考えたく無いな。 ■113Page|112Day|【探索】 |鍵の壊れた戸棚から日記の断片を発見。『夜、庭で犬を見た。先週くたばった番犬に不気味なほど似てた。それにあの頭……いや、きっと見間違いだ』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 探索度3、食糧6で譲渡 |[HP]59|1|0|[FD]64|4|6 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]58|[FD]66|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--210|  どうやら、本当にぐるりと同じ場所を廻ってしまったらしい。  そして、同じと言えば……。  この、応接間のテーブルを挟んだ反対側にいる、以前俺に銃を預けた人とか。  本当に以前出会った時と変わりが無い。  強いて言えば、ロケットランチャーがソファの横にあるぐらいで。  ここで拾ったと言う。本当に何なんだこの館。 「調べたのは大体こんな所かな」 「ありがとうございます。情報料は、これで」 「すまない、助かるよ」  性別も表情も判りにくい人だよなあ。  ……いや、まさか。まさかね。  余計な詮索はしないに限る。 ■114Page|113Day|【戦闘】 |何本ものコードを体から引きずった、巨大な狼のようなゾンビが襲撃! 13のダメージ! 「抗体精製実験体29号」というタグがついている・・・探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) スナイパー援護ダメ-2 対ZV銃レンタル-4 対価に食糧4 |[HP]58|6|0|[FD]66|8|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]52|[FD]58|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  その唸り声は、姿を現す前でも良く聞こえた。 「おいおい……冗談だろう……」  見た目馬よりちょっと小さいぐらいの狼が一匹。  お約束通り腐敗した半身と、ずるりと引きずられる何本ものコード。  こないだの巨体と違って、逃げたり距離を稼いだり……無理だろうな。  ま、化け物犬が出てきそうなフラグは大抵揃ってたけどよ!  腐ってる癖に本物のわんこよろしくすばしっこい。  刀を構えた所で勢いが落ちるわけでなし! 「くっ……そっ!!」  真正面から突っ込んできたのを、水平に構えた刀で受ける。  押し切られて背を強かに打つ。  この時ばかりは腐ってて助かった。  爪とかで引っかかれるような心配は無い。  上から覆い被さる事が無いのも運が良い、唾液を浴びずに済むだけで儲け物。  とはいえ…… (どうしたもんかな)  無防備そうな脇腹を蹴るわけにもいかないし、かといって力の逃がす先も無い。 {}  ヤバイかなと思ったその時、化け犬の目が吹き飛んだ。文字通り。 「こっち!!」  次いでその首に突き立ったのは……アンプル?  何か焼けるような音を好機と捉え、刀を化け犬の頭に突き立ててる。  暫く痙攣していたが、中で何かプチリと切れて、ようやく動かなくなった。  援護をくれたのは、以前預かったのと同型の銃を持った女の子。  その向こうにはスナイパーらしき影。 「すまない、助かった」  せめても礼に食糧を渡す。多少驚かれたが、元々臨時収入だ。高すぎる事は無い。  その後、残された犬の死体を調べる……抗体精製実験……ね。 ■115Page|114Day|【出口】 |屋根の上に出る梯子を発見。飛び降りるなら4ダメージを受け、以降、ゾンビサバイバルに戻れる(館に再び来た時はもう1度出口を見つけること)。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]52|1|0|[FD]58|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]51|[FD]55|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211|  ……朝日が眩しい。風が気持ちいい。 「ここにもこんな所があったんだなー……」  館内を彷徨って見つけたのは、屋根に続く梯子だった。  眼下には中庭と外を隔てる壁がすぐ側。  少し無茶をすればここからでも帰れそう、と言う事か。  翌朝の朝食は、久々に旨かった。 ■116Page|115Day|【探索】 |奇妙な機材だらけの手術室めいた部屋で、レポートの断片を発見。『身体機械化による抗ZV実験/有効性確認できず/データ収集用への転用を検討』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) モールの鍵を借りて(HP-2 食糧+2) |[HP]51|3|0|[FD]55|0|1 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]48|[FD]56|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--211| 「お困りかい?」  最初に声を掛けられていなければ、俺は刀を抜いていたかもしれない。  以前入った部屋にまた辿り着いてしまい、どうした物かと迷っていた時だ。  いたのは直立二足歩行の兎……いや、もう喋るぬいぐるみも見てるしと思った。  問題はその背後。  ……筋骨隆々の、竜人、とでも言えばいいのか。ドラゴンの頭に翼の……。  人間の装備をしてなきゃ逃げるか構えるかしてたと思う。 「大丈夫かーい」  反応するタイミングその物を逃した。  と言うか、反射で対応出来る奴がいたら見てみたい。  兎が壁に大穴を開けた。殴りで。  一般的な兎より少々、と言うか精々大型犬ぐらいの奴が。  ……そこには1日分の食糧があったとか、安全な寝床だったとか……。  色々整理がついた頃には夜が明けていた。  決して悪意のある存在ではないようで、お礼を言って場を後にした。 ■117Page|116Day|【探索】 |カビくさい物置の隅でノートの断片を発見。『なんということだ。すでに世界規模で発症が始まっている。あれはずっと人類の中に潜伏していたのだ』探索度+1、食糧:−4 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]48|1|0|[FD]56|5|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]47|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  先日は、奇妙な邂逅のせいかどっと疲れが出てしまった。  決して悪い人では無いんだろうけどな……。  そんなこんなでふらふらと彷徨っていると……ああ、また前に来た部屋だ。  途方に暮れて部屋を後にする。  辿り着いたのは何度かみた柵と、それに連動するハンドルに……ネコ。  二つのハンドルと柵を交互に見ていて、いかにも通りたそう。 「手伝おうか?」  そう声をかけたら、理解出来るのか器用にハンドルに飛びついた。  俺は向こう側のハンドルを回して柵をしまう。そしたら……。 「ありがとにゃー」  うん、今更驚くことじゃない。  寄ってくる猫を撫でてやると、向こうも体をすり寄せて来る。  暫くその感触と可愛らしさを堪能。空腹感も痛みもこの愛らしさの前には……。  等とトリップしている間に別れた。久々の癒しだったなあ……。  いかん、にやけが。ここは館、気を引き締めないと。 ■118Page|117Day|【アクシデント】 |部屋に仕掛けられた落とし穴に落ちた! 8のダメージ! 同行者がおらずフォロワーの助けも受けられなければ、脱出に手間取り食糧:−8。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 助け&蘇生キット貰って使用、救急箱受け取る。 |[HP]47|9|20|[FD]51|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|救急箱|HP+10 |[HP]58|[FD]50|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  ……落とし穴に落ちた。でかい口含めるとこれで何度目だ?  そしてそこから救い上げられるのも。 「良ければこれ使います?」  あの、ばりばりーの人が差し出したのはなんと蘇生キット。  良いのかと聞けば、食糧も体力も十二分。俺はむしろ提供される側か……。  何かあったら力になる事を約束して……しばし同行。  そして入った部屋にずらりと並ぶ救急箱……うん、持って行く事にした。  しかしどうしたものかな。今使うのは少し勿体ない。  誰かに譲るか、貰い物だから自分できっちり使うのが礼儀か……悩む所だ。 ■119Page|118Day|【戦闘】 |同行者が突如苦しみだし、ゾンビ化して襲い掛かってきた! 噛まれていないはずなのに!? 【同行者】を1人失い、9のダメージ! いなければ何もない。食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]58|1|0|[FD]50|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]道具|救急箱|HP+10 |[HP]57|[FD]46|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  館の廊下を歩く。本当に何の変哲も無い廊下のはずだった。 「……何だ?」  何か、何か嫌な予感がする。何と言えば良いのだろう、空気?  根拠の無い危険信号だったが、根拠が無いからこそか?  踵を返してまた別の道を探す事にした。 ■120Page|119Day|【イベント分類】 |警備員詰め所らしき廃屋で日記の断片を発見。『こんな山奥じゃ酒の調達も一苦労だ。陰気なジジイの相手も気が滅入る。給料は悪くないんだがな』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 救急箱使用してモールの鍵レンタル。 |[HP]57|3|10|[FD]46|1|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]64|[FD]47|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111001--212|  また、あの警備員の物と思われる部屋に出た。  山奥ねえ……今の状況では山も街もあったもんじゃないが……。  廊下を歩いていると、見落としようが無い特徴的な影。  いつぞやの兎と竜人さんだ。またあの大穴の世話になる事に。 ■121Page|120Day|【真実】 |電子ロックで閉ざされた部屋の前。メモが落ちている。『2つの指輪/刻まれし数字/パスワード』指輪を揃え、謎を解け。この場所(この情報)をフォロワーらに教えてもよい。 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]64|1|0|[FD]47|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]63|[FD]46|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111111--212|  暫く彷徨って辿り着いたのは、何時か教えて貰った電子ロックの扉の前。  試しに一発蹴ってみたが反応無し……やっぱ鍵がいるのか。  そう言えば、この辺り一帯にゾンビは居ないんだよな、なんでか。 ■122Page|121Day|【探索】 |警備員詰め所らしき廃屋で日記の断片を発見。『こんな山奥じゃ酒の調達も一苦労だ。陰気なジジイの相手も気が滅入る。給料は悪くないんだがな』探索度+1、食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) |[HP]63|1|0|[FD]46|4|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]62|[FD]42|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111111--212|  ……また迷子だろうか。給料どころじゃないよなあこれは。  少しばかり頭がぐらつく……。看護婦達はどうしてるだろうか。  やはり一度撤退を考えるべきか。 ■123Page|122Day|【戦闘】 |暗い部屋を手探りで進む君の指にひやりとした感触。蛇だ、しかも足下にも無数にいる! 12(フォロワーの助けを受けられれば8)のダメージ! 食糧:−3 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 仲介で食糧+3 |[HP]62|7|0|[FD]42|4|3 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]55|[FD]41|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111111--212|  指輪、どこにあるのか皆目見当もつかず彷徨っていると、指先に、ぬるり。  覚えのある嫌〜な感触が……。 「って、また蛇かよーっ!!」  周りみたらうっじゃうじゃいるし! やばい、コレは本気でやばい!!  足下に何か絡みついたと思った瞬間、蛇の群が一瞬で吹っ飛んだ。  ……何が起こったか判らず、同じくパニクったらしい足に絡まった蛇を逃がしてやる。  目の前でばさりと翻る竜の羽……いつぞやの兎さんと連れの竜人さんだった。 ■124Page|123Day|【戦闘】 |中庭に出た君に、月の光を覆い隠し迫る黒い影。ゾンビ化した巨大コウモリだ! 11のダメージ! 拳銃、ライフル、ショットガンがあれば探索度+1。食糧:−2 |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 老軍人レンタル。 |[HP]55|4|0|[FD]41|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]51|[FD]38|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111111--212|  その光景を何と言ったらいいのだろうか。 「いやー、ファンタジーだねー」  と、のたまうのは直立二足歩行の兎。  俺と彼?が見上げる先、巨大蝙蝠と格闘する竜人という……。  暫く、蝙蝠がボロ雑巾になるま俺達はそれを見上げていた……。 ■125Page|124Day|【戦闘】 |知性あるゾンビの襲撃、9のダメージ! 武器を持つ場合、一時的にそれを奪われる!(この戦闘では【戦闘】ダメージを−●するアイテムの効果を受けられず、ダメージ+5) |[備考] 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 飢餓(毎日食糧−1)痛み(毎日HP-1) 老軍人レンタル。 |[HP]51|4|0|[FD]38|1|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]|| |[HP]47|[FD]37|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】看護婦 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |2111111--212|  ソイツは、この館では「珍しく」ただのゾンビだった。当初はそう思っていた。  確実に此方を狙ってくる相手を、ただ横凪ぎに切り倒せばいいと思っていた。  まさか、腐肉で刀を掴みにかかるとは夢にも思わなかった。  ヤバイと思った時には手遅れ。最初の一閃はナイフで受け止め大事には至らなかった。  けれど、相手がしっかり構えたのを見て、ああやはり館のゾンビかと。  最初から人の武器を取り上げるタイプだったのかと。  恐らく動きもそこそこできるだろう。  色々覚悟を決め掛かった時、したり顔のゾンビが吹き飛んだ。文字通り。  ……廊下の脇から突き出していたのは鱗に覆われたごっつい腕。 「やほ〜♪」  あの兎さんと、その連れの竜人さんだった。  色々と頭が上がらないと言うか……やはり体勢建て直しがいるなコレ……。 ■126Page|125Day|【同行者】 |主人を失った忠犬(アイテム扱い。【休息】が出るたび食糧を+1。あなたが5点以上のダメージを1度に受けた場合、自動的にそれを0にして死ぬ)と出会った。食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]47|0|3|[FD]37|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]50|[FD]37|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  竜人さんと兎に見送られ館を後にする。  実に、数える事47日ぶりの外の空気だった。  あの痛みも、飢餓も、下水を抜けた頃にはすっかりなりを潜めていた。  が、同時に別の問題に思い当たる。そう、47日間……。  川の発見の知らせがあったのでこっそり様子を伺う。  どうやら見張りから差し入れまで、随分と賑わっているらしい。  個室もあるそうなので、本当に、色々と、念入りに洗う事に。  ゾンビの悪臭が漂っているのはどこも一緒かもしれないが、それでも。  うう、どこまで洗えばいいのやら……自分の体臭って案外わかんねぇなあ。  それ相応に身支度を調えて、愉悦街の家へ……やたら賑やかな声が聞こえる。  間違えたか? それとも何かあって新しい住人が入っ……。 「へ〜……あながち嘘とも言い切れませんねぇ」  看護婦の声を聞き間違える筈がなかった。思い切ってドアを開けると……。 「おかえりなさーいっ」 「ぶわっ」  受け身も取れず看護婦に抱きつかれた。  受け止めるときにかなりバランス崩した辺り……後で怒られるか、これは?  で、家が賑わってる原因だったんだが……。 {} 「マジで先生だった」 「どうも、無事で何よりです」 「看護婦さんのいい人ってこの人?」  いたのは護身術教室の問題児一号二号と、二人より少し年下の女の子……。  ああ、妹らしい子がいたなあ。  何らかの経緯で俺の居場所でも突き止めたんだろうと思った。  神父が口を開くまでは。 「おや、息子とお知り合いですか?」  ……は? 今、なんつった?  どうやらウチ一番の問題児が、神父の息子さんで、親に黙って通っていたと……。  ん、まあ、自分の意思で稽古についてきてたのは褒めるべき部分か。  聞けば、騒ぎが起こった後真っ先に合流して三人で脱出路を探して居たとの事。  取りあえず看護婦にしがみつかれたままを…… 「それよりそれより、聞きたい事が!」  ん? 「マフィアの若頭だったって本当ですか!?」  ……ほう、そーいう事話してたんかい。  黙って息子さんを前に差し出す神父。  こんな状況でなきゃ、アンタとは良い酒が飲めそうだ。 ■127Page|126Day|【探索】 |学校の用具置き場を捜索。バット(【戦闘】で受けるダメージ常に−1。最低1点は受ける)を得た! 実に手になじむぞ。食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]50|0|3|[FD]37|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]53|[FD]37|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  久々の……借家だがまともなベッドで眠れたお陰か今日は調子が良い。 「それじゃ、行って来ますねー」  久しぶりに看護婦と一緒に探索。 「何で親父がついてくるんだよ……」 「いってらっしゃーい」 「留守は任せろ」 「食い物見つけてくれるとありがたいっすー」  賑やかになった家はいつもの通りだ……。神父親子も別途探索へ。  問題児二号とその姪とシェフが留守番。  今日足を伸ばした先には、学校があった。 「誰もいませんねぇ……」  遺体もない、というのは幸いだろうな。  災害時、避難所にされる場所に一つだから……。 {}  ……館で見つけた情報を、俺はまだみんなに伝えてない。  聞かれて無い事もあるが、世界中で、どこでもこんな事になりうるなんて……。 「あ、バット見つけましたー」  看護婦はいつもの調子だ……。  帰り道、缶詰の山を配っている人を見かけたので貰っていく。  そして川へ行って水を汲みながら考える。  ここに来て、物資が足りないと言う話はあっても、枯渇したと言う話は聞かない。 『地獄が希望を生む土壌』『人間に有効な抗体は人間からしか生まれない』  生かされている……あり得ない話では無いのか。 ■128Page|127Day|【同行者】 |太った研究者(アイテム扱い。1度だけ、ゾンビ化しつつある者を治療できるが、連れている間1日につき食糧1を消費)が同行を申し出た。連れて行くかは任意。食糧:−1 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]53|0|3|[FD]37|1|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]56|[FD]38|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  ……夕べは眠れなかった。 『人間に有効な抗体は人間からしか生まれない』  もし、どこからか物資の供給があるのなら、この状況に誰かの意図だとしたら……。  以前見つけたヘリポートは、本当に日常への脱出路なのだろうか。 『最悪』が眠りを阻んでいる。  今日の探索では川と食料庫以外にさしたる収穫も無かった。  その代わり、瓦礫の山を足取り軽く行く白衣の男を見つける。  俺達に気付いた彼は人懐っこい笑顔を浮かべて近づいて来た。  ……研究者か。剣呑な思考を悟られないよう努めて何の研究者か尋ねる。 「うん、今はもっぱらゾンビ化についてかな」  ……特に恐れるでなく、それはそれは嬉しそうに言う。 「まぁ他の研究しようにも全部壊れちゃったんだけどね」  と、白衣の下、歯形の形に裂けたらしい袖を見せる。  それならと病院を勧めようとしたが断られた。 「あそこでも患者さんはいるし、治癒の経過を見るにはうってつけなんだけどねー」 「何か、不都合でも?」 「僕が調べたいのは、自力で治癒した人なんだよねー」 「……自力?」 「そうそう、ここに来てから、突然の高熱で倒れる人って結構いるんだ」{}  それなら俺も何度か覚えがある。  人より鍛えている自信はあるが、あの時は少々情けなかったな。 「君みたく、格闘技でもやってる人も例外ではないよ」  何故と思う前にスポーツ医学専攻だからね、と。 「その高熱のあとゾンビ化から回復する人がたまにいるんだよ」 「な……何て!?」  思わず肩を掴んでしまったがそれでも男は動じない。 「条件は厳しい、でも、ゾンビ化は自力治癒の可能性があるんだよ」  そしてソレは、所謂ハーフゾンビも例外で無いとの事で……。 「コレは終末でも何でもない、人の力で何とかできるんだよ!」  そんな事を熱っぽく語った後、思い当たる節があったら病院にでもと……。  人の力で何とか出来る。  最初と同じように軽やかなフットワークで瓦礫の山を登っていく。  彼がいずれ「引き締まった研究者」になるのは時間の問題かもな。 ■129Page|128Day|【戦闘】 |ゾンビになりかけ狂乱した暴徒に遭遇! 聞く耳を持たず、しかも武装している! 10のダメージ! 撃退後、新鮮な食糧が回収できた。食糧:+8 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]56|8|3|[FD]38|0|10 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]51|[FD]48|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  人間の力で何とか出来るかもしれない。  昨日の研究者の言葉は、未来への小さな灯火だった。  生きてさえいれば、生き延びてさえいれば。  ……けれど、みんながみんな底まで耐えられるわけじゃない。 「嫌だ、嫌だ、死にたく無いっ!!」  腕を血に染めて、叫ぶ男がいた。  物陰から様子を伺う。  血の滲んだ袖、そこから緑に変色した皮膚がちらりと見えた。  血はもう止まっているようだが、噛まれたか。  病院の存在を知らないのかもしれない。  襲撃者とて治療はしてくれる、場所さえ教えれば。  そんな安易な考えは、足下を見た瞬間吹き飛んだ。 {}  足下に転がっているのは、人。血に染まってない方の腕に握られた日本刀。  アレは、返り血か。物陰から出てきた俺を見て青ざめる男。  なるほど……恐怖のあまり、殺っちゃったか。  押さえつけるのはわけないと思っていたら、足下のがまだ生きてた。  ……まだ助かる。  とはいえ、目の前の男を押さえつけるには思わぬ枷。  駆け付けた何人かが協力してくれなかったら危なかったかもしれない。  と、言うわけで、暴れていたソイツは病院へ叩き込まれ、負傷者も無事に収容……。  持ってた食糧が日持ちしない物だったのでみんなで食べる事に。 ■130Page|129Day|【戦闘】 |開けた場所でゾンビの集団と遭遇! 敵中突破しかない! 9のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら6のダメージ。 いずれにせよ食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 援護もらう。 |[HP]51|4|3|[FD]48|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]50|[FD]48|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  どんなに言いつくろってもここは地獄なのだと言う事を再認識させられた。  ……とはいえ、だ。 「囲まれたな……」 「囲まれましたね〜」  何もかも悲観して死のうって気は更々無いわけで。  こんな状況でも割と笑ってられたりする。何より、援護の足音がすぐそこ。  援護が到着し、あっという間に掃除されていくゾンビの群。  うん、なんだ。数は力だなホント。 「……ばりばりー……」  あ、何か見覚えのある影が遠目に暴れてる。意外とシャイなのか、あの人? ■131Page|130Day|【アクシデント】 |床が抜けそうな廃屋に逃げ込む。今が12〜23時なら安全に休め、HP+5。それ以外なら5のダメージ! いずれにせよ食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 援護もらう。 |[HP]50|5|1|[FD]48|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]46|[FD]48|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112| 「だーいじょーぶでーすかー?」 「……あんまり……」  中継地にできそうな廃屋を見つけて調べようとして、床が抜けた。  ううう、油断大敵か?  調子乗って気付いた時にはお陀仏とかは勘弁願いたいかなー……。 ■132Page|131Day|【アクシデント】 |しつこいゾンビの群れが君を追う! 次に引いたイベントが【戦闘】なら受けるダメージすべてが2倍になる(アイテムなどの効果適用前に計算)。食糧:−3 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]46|0|3|[FD]48|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]49|[FD]45|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112| 「なーんか、もうすっかり懐かしいですねえ、こう言うの」  そう言う看護婦は出会った頃からほんと何も変わってない。例えばだ……。 「とりあえず、今の、状況考えてから話しよう、なっ!?」  しつっこいゾンビの群に追い回されてる今とか!  今日は戻れそうにないなー。  結局逃げ込んだのは昨日の廃屋。  あの時足踏み外したのといい今日といい……今度襲われたらやばいかもしれないな……。 ■133Page|132Day|【探索】 |雨が降る中、林近くの工事現場を捜索。チェーンソー(【戦闘】で受けるダメージ常に−3。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−4 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]49|0|3|[FD]45|4|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]52|[FD]43|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  この季節になると、雨の冷たさが身に染みる。  だからと言って愉悦街の家に引きこもるわけにもいかず、今日も探索に出る。  今日見つけたのは工事現場。建造中の建物がどんな物だったのか、もう判らない。  とはいえ、何か無いかと言う事で探索はさせてもらう。  中では、恐らくはこの件の始まった頃に大きな混乱があったのだろう。  辺りに血糊がべっとりとついた中にチェーンソーが一つ。  武器としては重すぎるが使えない事もない、と、思ったのだが……。  コミュニティに行くと方々からチェーンソー売りの声が……これは、無理かな。 ■134Page|133Day|【戦闘】 |ワクチン保管庫を発見、だが周囲にゾンビの群れ。戦うなら8ダメージを受け、治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を得る。いずれにせよ食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 治療薬3で売却 |[HP]52|6|3|[FD]43|2|5 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]49|[FD]46|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1111111--112|  虎穴に要らずんば虎児を得ず。そんなことわざがあるにはあるが……。 「流石にこれは、なぁ……」  元は病院だったであろう施設、保管庫として独立していたそこにゾンビの群。  腐敗具合を見て恐らく薬目当てで、と言う事なんだろう。  慣れてしまった自分が嫌になる。  誰も突破出来なかったとも考えにくい。  館にいるような頭の回るゾンビがいるのだろうか……。  床を見ると倒れている死体も多いが……なるほどね、アレに足を掴まれたわけだ。  それさえ判れば後は早かった。  薬も引き取り手が現れて、幾ばくかの食糧を礼に貰う。 ■135Page|134Day|【探索】 |高台から地獄と化した街並みを見下ろす・・・遠くに奇妙な広場のある施設を発見。何かの離着陸場か・・・!? クリアフラグB(アイテムではない)を得た! 食糧:−4 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]49|0|3|[FD]46|4|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]52|[FD]44|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  この騒動に巻き込まれて、もう四ヶ月以上が過ぎようとしてた。  色々あっという間過ぎるよな……。  かつては時を問わず明かりのついていたであろう廃ビル。  今はまばらに点が見えるばかり。 「あれ、前に見つけたヘリポートでしょうか……」  看護婦の指さした先に、赤い点。  誘導灯の明かりだろうか。ヘリは見えないが、規則的に続く明滅。  じっくり見れば、中に太陽光パネルの据えられた建物が見える。  鍵があれば、恐らくは。けれど、鍵を手に入れたとして……。  館で見つけたメモが頭を過ぎる。  アレが真実の一端なら、この地獄に出口は無い……。 ■136Page|135Day|【戦闘】 |ゾンビの大群に追われ、隣の建物に飛び移るしかない! だが伸ばした手は一歩届かず・・・14のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら7のダメージ。食糧:−1 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 援護貰える。 |[HP]52|5|3|[FD]44|1|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]50|[FD]45|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  脱出した先に未来はあるのか保障はないが……。 「走って走って!!」 「はい〜っ!!」  この街に留まり続けて未来がある保障もない。  と言うかビルの屋上で大群に追われてる真っ最中だけど!  看護婦が飛び越えるのを確認する。俺もと思ったら…… (やべっ)  とどかない。  看護婦が手を取ってくれたけどあわや一緒に落ちそうになる。  俺は体勢を整えられない、看護婦一人じゃ引き上げられない。  看板に、出っ張りに……。  落ちても、ギリギリ大丈夫かどうか考え出したとき、体がぐいっと持ち上げられた。  ……助けは、一人二人じゃない。  見た目も背格好も様々、反対側にもそこそこいたゾンビ達を蹴散らして事無きを得た。  皆お互い様だと、それぞれの無事を祈って別れる。  本当に、世の中捨てたもんじゃないよな。 ■137Page|136Day|【同行者】 |凄腕のシェフ(アイテム扱い。連れている間、食糧1をHP1に変換可能。1日につき最大3まで)が同行を申し出た! 連れて行くかは好きにせよ。 食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]50|0|3|[FD]45|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]53|[FD]45|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  今日ゾンビの群に追われていたのは恰幅の良い男。  何とか逃げ延びて話を聞くと、近くのホテルでシェフをしていたのだとか。  近くのホテル、数日だけお世話になった所があるが……聞くのは野暮か。  シェフ……うちに食材不足でふてくされてるのがいるなあ……。  病院と、生存者のコミュニティを教える。  彼の腕を振るえる先が見つかるといいのだけれど。 ■138Page|137Day|【探索】 |一人では心細いという男。彼に1日付き合う(4のダメージ)か【同行者】を1人譲るなら、お礼に食糧9または治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を貰える。 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]53|0|1|[FD]45|0|6 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]54|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  市街地やコミュニティから外れた場所で、一人蹲っている男を見つける。  どうしたのかと声をかけた。それだけだったが……。 「なぁ、頼むよう、もう少し付き合ってくれよぉ……」  どうしたものかな。  家族を亡くした、身内を亡くした、それだけなら同情もするのだが……。  なら愉悦街の家に行くかと聞けば首を振る、なら一緒に脱出路をと言えば首を振る。  怖じ気づいてしまう気持ちも解らなくは無いが……。  仕方ないので無理矢理にでも引きずって行く事に。  巻き込む形で付き合わせてしまった人が、ならどうだろうと紹介したのは中年の男。  以前はヒーロー番組の主題歌を歌っていたという事で、軽くリサイタル状態。  それが、心身共に疲れ果てていた男には効いたらしい。  せめてもの礼にと食糧まで受け取ってしまった。  看護婦から聞いた所、俺が館に行ってる間にも一度似たような事があったんだとか。  ……いいなあ。 ■139Page|138Day|【同行者】 |凄腕のシェフ(アイテム扱い。連れている間、食糧1をHP1に変換可能。1日につき最大3まで)が同行を申し出た! 連れて行くかは好きにせよ。 食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]54|0|3|[FD]51|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]57|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  一昨日のシェフとまた会った。  アレから病院で入院食などの手伝いをさせて貰っていると。  手伝いに留まっているのは、彼自身脱出路を探して右往左往しているから。  アクティブだなあと思っていたら一緒にどうだいと聞かれる。  いや、肝心の食材が最近ね、うん。  色々話し込んでいるうちに怪しくなってきた空模様。  雨を凌げそうな場所……病院に戻るには少し遠い。  今日は彼も一緒に愉悦街の家で休んで貰う事にした。 ■140Page|139Day|【探索】 |雨が降る中、林近くの工事現場を捜索。チェーンソー(【戦闘】で受けるダメージ常に−3。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−4 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 先日のシェフ引き渡しで食糧+3 |[HP]57|0|3|[FD]51|4|5 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]60|[FD]52|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  今日は改めて生存者コミュニティへ。 「私も、ここで燻ってるわけにもいかないからね」   シェフはそう笑っていたが、到着してすぐ、声を掛けられた。  昨日俺とシェフが話し込んでるのを見たという生存者の一人。  彼の腕を振るう場所が見つかったから、どうかという事だった。 「行かない手は無いと思いますよ?」 「ふむ、そうだな」  以前助けられた礼にと、幾ばくかの食糧を貰う。  ……受け取らない理由はない。  館の奥へ、真実へ辿り着く為にも蓄えが要る。しかし、その一方で考えてしまう。  皆が生き延びるのに必死という中で、機会があるのなら、いっそ脱出してもいいのではと。 手元にある蓄えを、他に必要としている人に譲っても良いのではと。  誰かが物資を蓄える事で、他の誰かが倒れるような事があってはいけない。  けれど、俺は知ってしまっている。  ここを抜けた先が、地獄と化してない保障など何処にもないという事を。 ■141Page|140Day|【探索】 |銃でみずからの頭を撃ち抜き、自害した死体を発見。拳銃(【戦闘】で受けるダメージ常に−1。最低1点は受ける)を得た! 食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]60|0|3|[FD]52|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]63|[FD]52|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  何度見ても、気が滅入る光景というのはやはりあるわけで……。  今日入った家に転がっていたのは、拳銃自殺したご遺体。  慣れて来てる。  埋葬の手順もすっかり慣れたものになってしまった。  拳銃は病院に寄贈すればいいか。  誰かが、出来れば襲撃者以外の人間がつかってくれれば良いと思う。 「武装病院、ですか?」 「嫌なご時世だよなあ」  ゾンビパニックの街で何を、とも思うが。  あー……慣れちまってる。 ■142Page|141Day|【探索】 |怪しい博士から新薬(使い捨て。使うと@ゾンビ化の治療 A以降永久に【戦闘】で受けるダメージを−1(最低1は受ける)の片方を選択し、HP−20)を得た。 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) 食糧2で売却 |[HP]63|0|3|[FD]52|2|4 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]66|[FD]54|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  白衣姿の、ぱっと見ればすぐ博士と判る男。  病院にほど近い場所であれば不思議でも何でもなかったが……。 「こんな所で、何を?」 「ん、いやね、コイツを使ってくれそうな人がいないかと思って」  そういって見せたのは、治療薬によく似た色をした薬瓶。 「……アレの亜種だよ。ちと副作用のきついものだが」  一時的な激痛と引き替えに、以降の治癒力を劇的に高める。  ラベルに乱雑に書かれているメモは……効果の改良方法。 「うん、治癒力は上がる。でも機材が無い。誰か、心当たりはあるかい?」  生存者コミュニティを紹介してみた。  お礼にと食糧を渡される……少し、興味を引く話ではあったかな。 ■143Page|142Day|【戦闘】 |軍事基地でゾンビの集団と遭遇! 元軍人なのか装備が硬い! 10のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら5のダメージ。いずれにせよ食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]66|3|3|[FD]54|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]66|[FD]54|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112| 「……で、結局自分で武器探しに行くんですね」  それで軍隊ゾンビに囲まれれば世話無いよなー、何やってんだ俺……。  うう、何とか切り抜けたけどさ、収穫ゼロ。  最近は食料庫や川の発見報告も減ってるし……じり貧かもなあ。 ■144Page|143Day|【同行者】 |人を勇気付ける歌をうたう元歌手(アイテム扱い。HP60以下の間、1日ごとにHP+2。その日の結果を計算後に適用)に出会った。連れて行くかは任意。食糧:−3 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]66|0|3|[FD]54|3|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]69|[FD]53|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  歌手の人と出会う。生存者コミュニティを勧める。  ……昨日の徒労が、少しばかり尾を引いている気がしなくもない。 ■145Page|144Day|【戦闘】 |ゾンビの大群に追われ、隣の建物に飛び移るしかない! だが伸ばした手は一歩届かず・・・14のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら7のダメージ。食糧:−1 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]69|0|3|[FD]53|1|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]72|[FD]54|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  ゾンビに追われてやむなく向こうのビルへ飛び移る。  通りがかった生存者達に助けられる。  ……この輪の上を何とか綱渡りで生きている。  引っ張り上げられながら考える。  ……生きている。まだ、生きてる。  命を捨てに行っていいのかと考えながら、まだ生きてる自分に出来る事をしたい。  使命感とかそんなんじゃなくて、空っぽでいたくない。  走り疲れて、呆然としているのは嫌だ。  ……最初、館に踏み入ると決めたときもそう思ったはずだ。 ■146Page|145Day|【探索】 |スポーツ用品店でバット(【戦闘】で受けるダメージ常に−1。最低1点は受ける)を発見。または所持しているバット1つを改造(効果を−2に変更)できる。食糧:−3 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]72|0|3|[FD]54|3|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]75|[FD]53|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  ……で、何でスポーツ店でバットとか漁っているのかな俺は。  流石に、これは置いてくか。いくらなんでも刀の方がまだマシだろう。  刀でマシというのもおかしな話だが。 ■147Page|146Day|【戦闘】 |不気味な地響きが・・・信じられないほど巨大なゾンビがビルの間から顔を出した! 12のダメージ! もし食糧10を捨てればそれに興味を示し、その隙に逃げてノーダメージ。 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]75|10|3|[FD]53|0|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]68|[FD]55|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  ……どこかでみたような巨体ゾンビ。 「うわー、懐かしいですねえー……」  って、感傷に浸ってる場合じゃないよ!!  看護婦はさっさと後ろに回して……今回は相手させてもらうわ。  食い物貴重だし、刀あるし……。 「化け物なら……館で散っ々やりあったからな!!」 ■148Page|147Day|【探索】 |食事中、近くの茂みから謎の物音が。調べに行き戻ると食事がなくなっていた。人間の仕業か、それとも・・・。食糧:−6 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]68|0|3|[FD]55|6|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]71|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|  ……食糧の置き引きに遭う。  何か物音がしてゾンビ犬とかだとやばいなー思って様子見にいったんだ。  戻ったら看護婦が……。 「猫さんがかっさらっちゃいました……」  うん、君に怪我が無くて良かったよ。 ■149Page|148Day|【探索】 |戦車の残骸を発見。こんな兵器まで持ち出してもどうにもできなかったのだろうか・・・。手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)を得た! 食糧:−3 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) RP】殺人鬼襲撃イベント、代理参加。 |[HP]71|0|3|[FD]51|3|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]74|[FD]50|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112| ■150Page|149Day|【戦闘】 |愛想のいい男性と遭遇。しかし、背を向けた隙に君の食糧や持ち物を奪おうと襲ってきた! 6のダメージ!(この戦闘はアイテムの効果を受けられない) 食糧:−1 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) RP】殺人鬼襲撃イベント、代理参加。 |[HP]74|6|1|[FD]50|1|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]69|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112| ■151Page|150Day|【探索】 |ホームセンターを捜索。寝袋(【休息】が出た場合、本来の効果とは別にHPを1点回復する)を得た! 最近は歩ける寝袋というのもあるらしい。食糧:−2 |[備考] 看護婦+川+食料庫でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) RP】殺人鬼襲撃イベント、代理参加。 |[HP]69|0|3|[FD]51|2|2 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]72|[FD]51|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112| ■152Page|151Day|【戦闘】 |エレベーターが開くと、中にはぎっしりゾンビが詰まっていた! 戦うしかない! 11のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら8のダメージ。食糧:−2 |[備考] 看護婦+川でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]72|6|3|[FD]51|2|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]69|[FD]49|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112| ■153Page|152Day|【休息】 |安全そうな路地裏を見つけ、新聞と段ボールで野宿。こんなものでもないよりはマシというものだ。HP:+3 食糧:−3 |[備考] 看護婦+川でそれぞれ回復。 演出品】ベストショットさんの写真(神父と) |[HP]69|0|4|[FD]49|3|0 |[アイテム1]武器|日本刀|【戦闘】で受けるダメージ−2 |[アイテム2]同行者|看護婦|毎日HP+1 |[HP]73|[FD]46|『ゾンビ化まであと--日』 |[状態] 病院警備特典。(館外限定) ゾンビ化&重傷解除後HP15回復保持。 倉庫】新薬+2(ゾンビ治療or【戦闘】ダメ永久−3) 手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化) 家】 (神父一家:息子+友人兄妹) 澄】シェフ |1121111--112|